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真夜中1時のひとりごと【配属初日】
右も左もわからず、案件の資料ももらえない状況で、11:00〜18:00まで8個の会議に出ずっぱりだった配属初日。
ソリューション営業と言いつつ、やりたいと訴え続けたサービス企画ができそう。フェーズ的に、新規事業というよりかは、営業企画ではあるけれど、1年目からやりたい仕事ができるチャンスに胸が膨らんだ。
部署の中でもチームがいくつか分かれていて、私のチームはチームだけだと5人だけしかいないけれど、今日の18:30〜の飲み会はチーム合同で20人ほどいて。確かに気は遣った、かもしれないけれど、もう行きたくないと思うような会ではなくて。もちろん同期との飲み会に比べたら気楽さはないかもしれないけれど、楽しくはあって。有楽町でメトロ有楽町線の駅が閉まっていて、山手線の有楽町駅まで戻ったおかげでロスして、しっかりと初の終電帰りだったけれど、悔いはない。
「3ヶ月くらいで俺の業務全部引き継いで、全部やってもらいたい笑 俺にラクさせて笑」
「やったぜ感出さずにさりげなく気遣いできるところ、いいね。」
「なんか、いいキャラしてんね笑」
そんな風に良いところを見ようとしてくれる。気づいて、褒めてくれる。この人たちのためなら、早く仕事を覚えたいと思う。一生懸命に食らいついて、即戦力になりたいと思う。この人たちとなら、仕事を楽しめる、気がする。知らんけど(←I am 関西人)。
***
全体研修が終わってからの動きは各部署によってバラバラで、私たちのところはさらに4日の研修があった。私たちが呑気に4日研修を受けている間、他の配属の子の中には実務をしている子もいた。その中でも、バリバリとゆるゆるがあって、チームによって雰囲気が随分とちがうなぁという印象だった。逆に、専門性の高い部署?だと1年ほどずっと研修が続くところもあったりして、ほんとうにさまざま。
研修がなくていきなり実務だと、配属が同じ同期と仲良くなれないまま「同期とのつながり大事」と言われ続けることになるので、
4日間で、終業後に集まるほどではなくても、見かけた時にしゃべれるくらいの子が増えた状態になったこのタイミングで実務に移れてちょうどよかったなと思う。
全体研修のクラスの中には、配属希望の第5希望にも引っかからずに全くやりたくない仕事からキャリアをスタートしなければいけない人がたくさんいた。帰国子女・海外大のマーケ卒で、誰がどう見ても海外事業の営業/コンサルだろっていう子が、その経歴に擦りもしない国内事業のSEで家から1時間半くらいかかる勤務地で客先常駐の配属と聞いた時は絶句した。
「ほんとはうちのチーム、営業は取るつもりなかったんだけどね。でも(部長)さんが、入れてあげなって言ってくれたから、もらった。」
一昨日告げられたこの言葉を、忘れないでいたいと思う。
残業禁止が解かれたらきっと、残業が多い仕事だと思う。新規事業であまり人員を増やせないらしい。ということは、その分ひとりひとりの業務量は多いはずで、トレーナーさんに残業ありますか?と聞くと、うん、あるよ。結構。とあっさり返ってきた。
やりたい仕事ができるのは、悲しいけれど当たり前のことではない。
だけどそんななかで私は、やりたい仕事からキャリアをスタートできたのだ。その幸運をおぼえていられる限り、生き生きと働いていけるはずだ。