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メンバー紹介:ハマダユイ(精神保健福祉士/公認心理師)

支援者のウェルビーイングのための任意団体として、リスタートする「Streat」の3人のメンバー紹介をしていきます。3人目は、ハマダです。いってみましょう!

普段、何をしていますか?

2023年11月現在は、主に3つの仕事をかけもちしながら活動しています。

①大学教員…社会福祉関連の講義を受け持っています。教員という仕事は、私の将来やりたいことリストの中には入っていなかったのですが、やり始めたらビックリ。これから社会に出る若者に知っておいてほしいことをアレコレ伝えられる、まさにソーシャルワークな仕事です。気に入って励んでおります。

②精神医療の権利擁護団体(NPO)の事務局…精神医療や社会生活において精神障害を持つ人の権利養護活動を行う団体で、立ち上げの時から事務局をしています。電話相談、面会活動、病院訪問などを行うために、ボランティアさんの調整や助成金の申請など、事務作業を担っています。精神医療がもっと開かれたものとなり、利用する人がより自分の権利を知った上で医療とかかわることを目指しています。

③相談室バオバブ主宰…個人事業として、相談室を主宰しています。精神疾患にまつわる悩み事、家族のこと、人間関係のこと、仕事のこと…。いろんな人と一緒に作戦会議を開く毎日です。所属に関係なく、ハマダに相談したい人が相談できる場所として始めました。私のメインフィールドです。

これまでのキャリアは?

2012年から、精神疾患を持つ方が通所する地域活動支援センター(作業所型)に勤務していました。9年の間に新人から管理者と立ち位置が変わり、仕事内容も変化しましたが、その中で変わらず続けていたのが、作業に入って利用者さんと一緒にクッキーを作ることでした。すごい美味しいバターたっぷりクッキーを作れるのが特技です。

2021年から、フリーのソーシャルワーカーとして相談室を始めたり業務委託でお仕事をいただくようになりました。この時、9年間勤めた前職で培われたスキル(SWスキル、事務スキル、運営スキル、聞くスキル、お金のスキル)たちを使って、「個人で仕事すること」に全集中しました。

2023年から、そこに大学の仕事が加わった…という流れになります。

支援者のウェルビーイングについて

ソーシャルワークの仕事を続けていて痛感するのは、支援者の在り方がそのまま周りの人に影響するということです。「人をサポートするために、私はどう在る必要があるのか…?」ということを、常に問い続けているように思います。

この仕事はいつも周りにたくさんの人がいる(場合が多い)けど、その中身は孤独です。人とかかわり、独りで考え、また人の中に戻っていく。その繰り返しではないでしょうか。

そんな時、いい感じで在ること(ウェルビーング)は私たちが目指す一つの姿だと思います。人によってその在り方は様々なので、私たちも様々な発信ができればいいと思っています。自分の現場からいい感じにするために、一緒にいい感じで在ることを目指したいです。

これから何をしていきたい?

私たちはここで、こんなにも真剣にソーシャルワークについて考えているんだということを多くの人たちに知ってもらいたいです。

まだまだ「ソーシャルワークって何?」と聞かれる時代。でも実際には、各地でソーシャルワーカーたちが社会に働きかけ、誰かのために頑張っている。それが私たちの発信を通じて、少しでも多くの人に届いたらいいなと感じています。

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\ instagramで、支援者のウェルビーイングについての発信をしています /
https://www.instagram.com/streat.labo/

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