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トレカの話題

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もっぱらイジンデンをプレイしています。たまにポケカもやります。
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#イジンデン

パックSRなしで組めてしっかり戦えるデッキ7選 ― イジンデン デッキ紹介

(この記事での「参考価格」は公式のスターターデッキおよび2024年11月16日時点のカードショップアジト通販サイトでのシングルカードの価格をもとにしている。シングルは時期によって価格に変動があるだろうし、送料などの諸費用は含んでいないので、あくまで参考として見ていただきたい。) はじめに イジンデンの優勝デッキのシェアを調べながら思ったことが二つある: 青黄徴募は確かにトップシェアだし実際強いが、それゆえにデッキを作るのにも結構なお金がかかる。調べたところ、約17,00

2024年10月の公認大会戦績 ― イジンデン プレイ記 (2024年10月31日)

 今月は7つの公認大会に参加して優勝1回。デッキは主に友人発案の対徴募緑黄執筆デッキを握った。 10/6(日) 第1回 Duck Cup 緑黄執筆 45人、BO1、ダブルエリミネーション。 🟢不戦勝 ❌後 緑単ハイケイ音楽 🟢先 青黄徴募 🟢後 青黄徴募 ❌後 青黄徴募  詳しくは個別記事を参照。 10/10(木) 20:00 ぽよんまる 緑黄執筆4人、BO1、スイスドロー2回戦。 ❌青単徴募 🟢天草LO  優勝はクヴォーさんの青単徴募。 10/12

イジンデンデッキ作成アプリを作りました

はじめに この記事で紹介するイジンデンデッキ作成アプリは、スマホやパソコンのウェブブラウザで使えるアプリです。カード一覧からカードを選んでデッキレシピを作り、カード画像を並べて表示したり、レシピをブラウザに保存したりできます。  元々は私自身がブログ用に使うために作ったものですが、それなりにちゃんと使えるものができたので、次のページで公開しています。初めて利用される際には「ヘルプ」をご一読ください。 特徴や機能カード枚数を数字で表示  ポテト好みの表示方法です。このた

イジンデン第3弾環境の優勝デッキでトップシェアは何だ?

概要さっそく答えを言ってしまうと、イジンデン第3弾環境のこれまでの全期間(2024年6月29日-10月6日)における通常構築大会の優勝デッキで、トップシェアは青黄徴募であり、シェア率は19.9%である。 しかし、赤紫離宮の登場以降(2024年9月8日-10月6日)に絞るとシェア率が逆転し、トップは赤紫離宮で23.1%、青黄徴募は第2位で19.2%となる。 青黄徴募は依然として注目すべきデッキだが、トレンドは赤紫離宮と合わせた二大デッキ環境になっていると言えるだろう。

第1回 Duck Cup に行ってきた ― イジンデン プレイ記 (2024年10月6日)

 去る10月5日・6日に、蟲神器とイジンデンの公認サポーターで VTuber でもある「ご飯がすすむ」さんが主催する公認大会が、門前仲町の富岡区民館で開催された。私は6日のイジンデンの大会『第1回 Duck Cup』に参加してきた。募集64名のところに45名が集まる、イジンデンとしてはかなり大型の大会となった。 大会 大会形式はBO1で、2敗したら脱落するダブルエリミネーション。私が持ち込んだデッキは緑黄ハイケイ。カードショップアジトで優勝したときのリストから《親鸞》2枚

発動型能力の概念整理 ― イジンデン ルール理解

 イジンデンのルールを体系的に理解していくこのシリーズ。今回は「発動する」能力に関する概念を整理して理解を深めたいと思う。具体的には、過去に書いた次の2つの記事を、発動する能力に絞って再編、加筆する。  この記事(および以前の記事)を書いた理由は、公式のルール文書では概念が単語分けされていなかったり(特に「条件」が複数の概念で使われている)、名前がついていない概念があったりするためである。カードのルールテキストを注意深く読むと、異なる概念は異なるテンプレートの文言で書かれ

2024年9月の公認大会戦績 ― イジンデン プレイ記 (2024年9月30日)

 スマホメモや紙メモだけだと散逸しがちなので、今月から note に書き残していくことにした。  今月は6つの公認大会に参加して優勝2回。デッキは主に友人発案の対徴募緑黄執筆デッキを握った。 9/7(土) 20:00 グラパン 緑黄執筆3人、BO1、総当たり2周。 赤紫ビート 先❌ 紫単ビート 先🟢 赤紫ビート 後❌ 紫単ビート 後❌  優勝はショウさんの紫単ビート。 9/19(木) 20:00 ぽよんまる 緑黄執筆4人、BO1、スイスドロー2回戦。 緑紫

ノーマルスクールを遊んでみる ― イジンデン プレイ記 (2024年9月28日)

はじめに 「ノーマルスクール」とはレッドガイまぐろさんが提唱するイジンデンの非公式フォーマットであり、レアリティがノーマル (N) のカードのみでデッキを作る封印構築である。封印(禁止)カードとして石田三成、円形闘技場、清少納言、足利義政、パープルオーブ(他のオーブがレアであることに合わせて)、およびオブシディアン(キラカードだがレアリティ表記がなぜか「N」)が指定されている。詳しくはレッドガイまぐろさんの記事を参照されたい。  自分も新しい刺激が欲しくて、友人にノーマルス

「~とき」/「~たび」能力と発動の重複 ― 発動と解決の順序(上級編・改訂版) ― イジンデン ルール理解

改訂版まえがき この記事は過去に書いた次の記事(以下「元記事」という。)の改訂版である。  新たな裁定共有により、元記事には正しくない内容が含まれていることが分かったため、今後はこの改訂版を参照いただきたい。 はじめに イジンデンのルールを体系的に理解していくこのシリーズ。今回も引き続き、発動と解決の順序を見ていく。前々回および前回の記事は以下を参照されたい。  今回は上級編として、同一の能力の重複した発動がある場合を見ていく。 例:《徳川慶喜》と《緒方洪庵》の相互

川越のカワスタさんが閉店 ― イジンデン プレイ記 (2024年8月31日)

(記事画像は店頭の張り紙より。)  川越のトレカショップ「スターダスト川越店」、通称「カワスタ」さんが今日=2024年8月31日で閉店することになった。所沢住まいでイジンデンプレイヤーの私にとっては、西武線一本で行ける近場で大会もシングルカードも扱っている稀有なお店であり、ほぼ毎週末のように通っていた。それだけに閉店はさみしい。  今日のカワスタはイジンデンの大会が三部構成で行われたので、ひととおり参加してきた。 大会戦績第1部 ― 緑黄執筆 ❌納言ロック ― 《茅葺

「~とき」/「~たび」能力と発動の重複 ― 発動と解決の順序(上級編) ― イジンデン ルール理解

追記(2024年9月23日) 新たな裁定共有により、この記事には正しくない内容が含まれていることが分かったため、今後は次のリンク先の改訂版を参照いただきたい。 はじめに イジンデンのルールを体系的に理解していくこのシリーズ。今回も引き続き、発動と解決の順序を見ていく。前々回および前回の記事は以下を参照されたい。  今回は上級編として、同一の能力の重複した発動がある場合とない場合を見ていく。 例:《徳川慶喜》と《緒方洪庵》の相互作用 まずは準備として、この記事で例として用

カードの破壊が並行する場合 ― 発動と解決の順序(中級編) ― イジンデン ルール理解

はじめに イジンデンのルールを体系的に理解していくこのシリーズ。今回も前回に続き、発動と解決の順序を見ていく。前回の記事は以下を参照されたい。  今回は中級編として、戦場のカードが破壊されることも並行する場合を見ていく。(初級編終わりの時点では今回を上級編にする予定だったが、より複雑な発動の例があるため、それを次回の上級編に譲り、今回を中級編にした。) 破壊されているカードを墓地に置くルール イジンデンのカードの中には、遺業能力(カードが墓地に置かれたときに発動する能力

イジンデン1周年記念イベント『Dive to イジンデンフェス』に行ってきた

 2024年7月はイジンデン1周年!  ということで、今日は新横浜で開催された周年イベント『Dive to イジンデンフェス』に参加してきた。メインイベントとなる大型大会「最強ダイバー決定戦」に加え、サイドイベントで交流スペース、物販、イラストレーターによるサイン会、そして大創出版の西田社長との対戦イベントなどなど、盛りだくさんの内容だった。  私は事前のエントリに当選したので、主に大会を目当てに参加してきた。会場内の机には大会参加者の連番と思しき番号が「101」まであり

第3弾環境ウォッチ (7月8日-14日) ― イジンデン デッキ紹介

 先々週、先週に続き、今週(7月8日~14日)も第三弾環境のウォッチとして、公認大会で優勝したデッキを見ていく。 7月8日(月)カードショップアジト  青紫ハンデス。ご本人による解説記事はこちら。 7月9日(火)てるてるさん主催(グランドパンダキャニオン)  紫単で医術ハンデスに近い型。 7月13日(土)名瑞会  赤単。このリストは各所で見かける気がする。 カワスタ 本日 11:45〜 #イジンデン 公認大会! 3名で開催! 優勝は『ポテト』さん! おめ