影の中の光:Distagon 35mm f1.4 ZM
明るい単焦点レンズを持っていると、「光と影」を追っかけて撮りたくなるもの。
光があるから影があって、影があるから光が際立つ
ですよね~~(笑)
インスタでよく見る派手でキラキラな写真もいいけれど、影の多い落ち着いた作品もこれまた一興。
今回は「影の中の光」をテーマに川崎市日本民家園へ足を運んでみた。
民家園入り口付近にある古民家で、おばあさん(施設の係員)が糸車を操っていた。糸車なんて、小学校の国語の教科書に出てきた記憶はあるけれど、実物を見たのは初めてかもしれない。
写真撮ってもいいですか?と言って撮らせてもらったのだけど、「いいですよぉ~」というおばあさんの優しい声で心温まった。
昔、学校でよく見たこれ!液体石鹸の洗面台。
陽射しを浴びた陶器が美しく輝いていて感動!洗面台で感動するなんて。。。ねぇ(笑)
木造の窓枠、廊下に光が入り込む。このCarl Zeissレンズは光を優しく捉えてくれるので木造の質感と相まってとてもレトロな雰囲気に仕上がって好き。
米俵に藁ぶき屋根。昔の人の営み、和を感じる~。
窓から光が、というか、光線が差し込む!
空気がもっとホコリッぽければ、もっともっと光線ビームが際立ったのにぃ。
暗い写真ばかりだけど、昔の人はこういう環境で暮らしていたんだなあ、なんて思いながら。。。アクセントとなる小窓を構図にキッチリに入れ込む。
ここでも施設の方が囲炉裏に火を起こしていて、昔の日本人の営みを思い起こさずにはいられなかった。
今回の一番のお気に入りの写真がこれ☟
語彙力が乏しいのでなぜお気に入りなのか言葉では説明できないけど、なんか分からないけどグッと来るのよ。(伝われ)
外から差し込む陽射しがテーマ。
ああ、Zeiss先生いいわぁ~、と自己満足(笑)
コットンコットンと機織りの音が静かに響き渡る。
鶴の恩返しの世界観(伝われ)
◆持ち出し機材◆
Body:Nikon Z7
Lens:Carl Zeiss Distagon 35mm f/1.4 ZM
それではこの辺で
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