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悪しき人 橋下徹

「橋下徹氏 靖国参拝に持論「首相や天皇ができる環境を」メッセージの必要性説く」
(デイリースポーツ)


 引用した記事の内容であるが、橋下徹氏の主張する方策は、正に非国民そのものである。日本人として、およそ許されないモノの考え方である。
 まぁ私も、「コイツ、今度は何を言い出したんだ?」という、ある種の期待を持って記事を読んだ訳だから、相応のスキモノである。
 だが、橋下徹氏を礼賛する物知らずが多い事もまた事実である。私如きがこの様な場所でのたまっても大した意味は無いかも知れないが、言わないよりはマシだろう。

 ところで本投稿のタイトルだが、一つ先に投稿した記事「正しき人 ベンヤミン・ネタニヤフ」と、上手い具合に対極的な感じになった。
 別に、それを狙って橋下徹氏の記事を書こうと思った訳では無いが、「悪しき人」のタイトルは、ちょっと考えて付けたものである。


 さて、何故に橋下氏の様なモノの考え方が許されないかであるが、ここで引用した記事から抜粋してみる。

首相や天皇は戦争指導者に参拝しないというメッセージで必要にして十分。

出典:( ゚д゚)?

 もし、「そうか、その様な考え方もあるのか」などと思ってしまった方は、御自身の倫理や道徳を根底から見直すべきである。

 何故に政治家は靖国を参拝しなければならないか。
 勿論、日本の為に命をかけて下さった方々に尊崇の念を捧げる為でもあるが、それは理由の半分である。
 もう半分は何かと言えば、橋下氏が愚かにも切り捨てた「戦争指導者」を始めとする、日本の歴史を築いてきて下さった方々へも、尊崇の念を捧げる為である。
 それを言うに事欠いて、「首相や天皇は戦争指導者に参拝しないというメッセージで必要にして十分」などとは、空いた口が塞がらないどころか、そのまま顎関節症にでもなってしまうというものである。
 もしそうなってしまった人は、橋下氏に慰謝料を請求した方が良い。

 大前提として、人は自国の歴史というものを否定してはいけない。寧ろ、全肯定しなければならない。
 大東亜戦争において、日本は何一つ疚しい事など無いが、仮にあったとしても、何やかんや理由を持ち出して、「致し方無かった」「あの時はあれがベスト」という風に、言われっぱなしになってはならないのである。
 人は自国の歴史に関して、どの様な理由があろうとも非を認めてはならない。まして、でっち上げられた罪を認めたり、でっち上げた相手を気にして「戦争指導者に参拝しない」など、言語道断である。

 人は国の存在無くして、人権の保証された人生を謳歌出来ない。
 「国」とは、政府では無い。
 政府というのは国民の奉公人であり、奉公する為の組織に過ぎない。
 「国」とは、国民、領土、主権である。
 それらを今の形に築き上げてきたのが、歴史である。
 歴史が、世界から称賛される日本人の国民性、その礎である文化を築いてきたのである。
 たかが数十年の歴史しか持たない中国(※補足①)や韓国とは訳が違う。こちとら、世界最古3000年の歴史を持つ日本である。その様にして長きに渡り築かれた文化があるからこそ、日本人は人権を保証される訳である。
 中国を見てみれば良い。ロシアを見てみれば良い。北朝鮮を見てみれば良い。イスラムの国々を見てみれば良い。彼の国々で全ての人が国から人権を保障されていると言えるか?お世辞にも言えない筈である。(※補足②)


 東京裁判とは何か。
 それは、茶番であり、いつかは覆さなければならないものである。
 世界各国が「あれは茶番だった」と認めてくれればそれに越したことは無いが、重要なのはそこでは無い。
 全ての日本人が、中国人やら北朝鮮人やら南朝鮮人やら何やらにヤイヤイ言われようが、「あれは茶番だ」と自信を持って言える様になるという事であり、日本において行われる歴史教育で、大東亜戦争の事実を正しく伝えていくという事である。

 日本人とは、日本在っての人である。単に国籍だけを言うのでは無い。
 それは別に、米国人でも英国人でもイタリア人でもインド人でも同じ事である。
 人は帰属する国に依る事で初めて人権を保障されるのである。

 ここで、もう一度引用した記事から同じ一文を抜粋してみる。

首相や天皇は戦争指導者に参拝しないというメッセージで必要にして十分。

出典:(;゚Д゚)ひぃ~~

 ある意味、必要にして十分であろう。
 これをもっと分かり易く言い換えると、日本という国を紡いできた歴史を放棄すると、他でも無い日本人が自らの意思で宣言するという事である。
 これ程酷い背徳行為があろうか。

 国際社会という、暴力とプロパガンダが支配する無法地帯において、日本をパシリ扱いし、財布扱いし、下僕扱いし、奴隷扱いしたい国はそこら中にウヨウヨいる。
 そいつらにしてみれば大喜びである。


※補足①

 「中国4000年の歴史」などという言い方がある。
 馬鹿を言ってはいけない。奴らにあるのは精々数十年の歴史である。
 今の中国があった場所で最も長く続いた国を持ち出しても、精々数百年である。
 回転ドアの様に国が興っては滅ぶ。
 それは、文化も歴史も回転ドアの様に、何度も何度も何度も何度も作り直しになるという事にほかならない。
 展開が気に入らないからといって、ロールプレイングゲームを何度も New Game からやり直すのと同じ様なものである。
 日本の3000年間途切れていない皇室。それによって紡がれ続ける日本の歴史。その足元にも及ばない。

※補足②

 LGBTをまるで性別であるかのように扱うカルト宗教が猛威を振るっているが、このカルトに言わせれば日本は人権意識が低いそうである。
 この様なバカの戯言に耳を貸してはならない。


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