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25万人の中の1人になった話(前編)

皆さんおはようございます。


ご存じの方も多いと思いますが、2024年7月22日(月)、東海道新幹線の保守車両の事故により終日運転取り止めの事態が発生しました。


25万人に影響が出たようで、私もその1人に含まれてしまいました。


しかし、個人的には抜群の危機回避能力によって事態を最小限の被害に食い止めることが出来ました。


今日はこの行動を記録しておこうと思います・・・。



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[7/22(月)]
その日は午前中に名古屋で新卒採用の面接&筆記試験を行い、午後に大阪で中途採用の面接&筆記試験を行う予定。翌日大阪で新卒採用の面接を行う1泊2日の出張予定でした。


[6:30]
東京駅に向かう電車の中で、普段聞かないアナウンス。
『只今東海道新幹線が運転を見合わせておりま~す。運転再開予定は12時以降の予定となっておりま~す。ご乗車予定の方はご注意下さ~い。』

割と軽い感じで重い事言ってます。

すぐさまスマホで検索。

確かこの時「保守車両脱線」が既に分かったはず(はっきり覚えてませんが)。

ただ、新幹線に期待は出来ないと判断し、すぐにバス運行状況を検索。

名古屋行きの7:30発(だったかな?)を見つけ、到着が12:30だったので「これは午前中の名古屋を諦めて、午後の大阪(15:00スタート)に間に合わせるために名古屋にバスで向かおう」と決意。

スマホで予約をポチッ。

予約可能時間を過ぎている為、お取り出来ません

なんだよ・・・、この数分返せよ・・・。


ただこの時、私の頭の中は「名古屋へバスで向かう」一択だったので、東京駅に着いたら、
①既に持っている新幹線のチケットをキャンセル
②バスのチケットを購入
③名古屋へGO!!
というストーリーを描いておりました。

そのため、東京駅のバス乗り場&チケット購入場所を検索。
頭にインプット完了です。


[6:45]
東京駅に着き、東海道新幹線改札前の窓口でチケットを払い戻そうと思いましたが、数秒で計画変更。
既に最後尾が分からないぐらい長蛇の列が出来てます(この時は12時以降復旧予定でしたので)。

ただ私は「脱線している電車の復旧が午前中に終わる訳ない」と思ってましたので、即改札を出る事に。

駅員に「改札の外で払い戻しができる場所はどこですか?」と聞くと、「全線きっぷ売り場です」と指さされ、迷わずそっちの方向に。

歩いていくと既に30~40人の列が出来ており、さっきの人数不明の列よりはましだと思い最後尾に。

ここで私の前には男性が並んでいたのですが、その後母親と子供2人(おそらく幼稚園生ぐらい)が合流。

子供たちが「パパ旅行行けるかな~。」と切ない表情で訴えかけるのを見て、「あぁ、可哀そうになぁ。子供も両親もせっかく旅行楽しみにしてただろうに、こんなのに巻き込まれてしまって・・・。」と私も切ない思いに数十秒駆られてしまいましたが、私も出張に行かなければなりません(数名の人生が掛かってますから)。

列は少しずつ前に進みますが、このまま待っていても窓口に辿り着くまで数十分掛かりそうなので、ハッと閃きました。


「あれ? 自動券売機でも払い戻しできるんじゃね?」


すぐさまネットで検索・・・。


なんと、今年の4月1日から自動券売機で払い戻しが出来るようになってました!!!


おお、神よ!!!

神はすず太郎を見捨てていなかった!!!


ということで行列を後にし、自動券売機へレッツゴー!!!


するとここで問題発生。


みどりの窓口内の自動券売機が全て「発売中止」に。


おそらくこの混乱状態で自動券売機を動かすと色々ややこしい為でしょう。


数秒悩みましたが、こんな事ですず太郎の歩みは止まりません。


東北新幹線は動いてるから、そっち方面に向かえば動いてる自動券売機もあるはず」との思いで、再度改札の方へ向かいます。


すると・・・ありました


新幹線乗り場近くの改札外の自動券売機が動いてます(しかも空いてます)。

ということで即払い戻しをするのですが、「払い戻し手数料1,630円」との表示。


おお、この状態でも払い戻しにお金が掛かる訳ね(機械は融通利かないのねぇ)。


ただ、これは後日回収できる自信もあったので(最悪返ってこなくても会社に請求すればいいし)、即払い戻しを終え、バスチケット購入に。





長くなってきたので、後編に続く








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