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パンドラの嫁の“麻婆豆腐と麻婆丼”
皆さんおはようございます。
先日、ばーちゃんが近所の人から冷凍の麻婆豆腐を頂きました。
(温めるとすぐ食べられるやつですね)。
我が家にもお裾分けが来たので早速その日の夜に食べることになったのですが、我が嫁が台所で何やらブツブツつぶやいます。
すず太郎「どうしたの?」
チチコ「ねぇパパ、これどうやって作るの?」
すず太郎「ん?あっためるだけでしょ?(いよいよ末期症状か?)」
チチコ「違うよ。これ、麻婆豆腐と麻婆丼とどっちにしたらいいの?」
すず太郎「(何言ってんだこの人?)いや、作り方は一緒でしょ。温めればいいんだから。」
チチコ「え?だってさ~、この袋に作り方が書いてないんだもん。どっちにしたらいいか分からないじゃん。」
すず太郎「お皿にそのまま入れたら麻婆豆腐、ご飯にかけたら麻婆丼。作り方はあたためるだけだから一緒でしょ!!」
チチコ「え~、何か分かりにくいな~。」
ダメだこりゃ・・・。
結果、私はどっちでも良かったんですが、麻婆丼になりました。
で、なぜかテーブルにご飯だけ持ってきて、私の目の前で麻婆豆腐をご飯にかける儀式を嫁が始めようとしたので・・・
すず太郎「なんで台所でやらないの?」
チチコ「あ、そうか。まあいいじゃん。」
すると、開封した香りを嗅いで・・・
チチコ「え~、なんかクサい~!!」
この時ばかりは真面目に叱ってやりました。
だいたい我が嫁は私が食べる前に「クサい」とか、「これあんまり美味しくないよ」とか、ネガティブイメージ発言が多すぎるんです。
ちなみにばーちゃんは、以前近所のレストランで日替わりで出ていたウニのクリームパスタの味が忘れられないらしく、
「あのパスタのどろっとしてねっちょりしたぐちゅっとした感じの味が忘れられなくてね~」
と、事ある毎に私に話してくれます。
もはや表現が「味について」では無くなってますし・・・。
まあ料理の味を表現することに関しては、何らかの遺伝を感じました。
味を表現するコメントってほんとに大事だな~と思った話でした。
おわり
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