【夜のお散歩】天王洲アイルに台場の名残はあるのか?
すずはろー(*´▽`*)
すずしろ大根です。
普段私は、REC.という音声配信アプリで地域や地理をテーマにラジオ配信をしています。
この間は、東京屈指の娯楽の街・お台場を特集しました。
詳しくはラジオで特集していますが、
今日はその番外編をnoteでやっていきます。
小ネタですが、写真があったほうが面白そうなので!!
お台場は、幕末の軍事施設だった!?
そんなお台場の様子です。
レインボーブリッジ遊歩道から撮影しました。
フジテレビなど、お台場を代表する建物が見えますね。
その手前には謎の直線的な島が。。。
実はこれ、江戸時代の砲台跡なんです。
「お台場」という名前は、幕末に作られた「台場」という砲台に由来しています。
現在の「お台場」と幕末の「台場」
まず、お台場の位置を振り返っていきましょう。
愛用の地理院地図です。
もう少し拡大して、現在の「お台場」と幕末の「台場」の位置関係を振り返ってみましょう。
「台場」は、「お台場」の北側にあることがわかります。
写真の薄い部分が現在の陸地、
濃い部分が1900年ごろの陸地です。
そして、埋め立て地が幅を利かせ、一部の「台場」を飲み込んでしまっていることがわかります。
(この「古地図散歩」というアプリ、街歩きにめちゃめちゃ便利なので、リンク張っときます。ぜひダウンロードしてみてください。)
天王洲アイルとは?
天王洲アイル駅は、お台場へのアクセス路線・東京臨海高速鉄道りんかい線と羽田空港アクセスには欠かせない・東京モノレール羽田空港線の乗換駅です。
以前、りんかい線の特集で、『「洲」が島という意味なのに「isle(島)」をつけるなああああああ(要約)』と言いましたね。
駅名は完全にキラキラネームですが、
実は、天王洲アイル駅は、歴史ある「第四台場」の最寄り駅なんです。
天王洲アイル、歩いてみた
冬の夜です。
海が近いので寒いですが、散策しましょう。
りんかい線・天王洲アイル駅です。
駅南側にはこんな不思議なオブジェがありました。
なぜか懐かしいです。
駅前はこんな感じです。
東京モノレールが早すぎることを表現した手ブレです(言い訳)
さて、旧第四台場の方に向けて歩いていきましょう。
京浜運河沿いにはプーマの倉庫がありました。
マンションもたくさんあります。
天王洲アイルは、ビジネス街・住宅街・倉庫街のはざまなんですね。
この辺りからは、すでに旧第四台場の敷地内だと思われます。
第四台場の名残はあるのか?
旧第四台場のど真ん中と思われる場所にやってきました。
下手なイルミネーションより美しい光に心が誘われます。
シーフォートスクエアという商業施設だそうです。
※行った時間が遅くて、店がほとんどしまっていました。
北を向くと、ウォーターフロントの夜景が。
きれいですが。。。
うーん。台場の名残は何もない。
結構、看板とか石碑とか残ってるものなんですけどね。。。
でも、東海道新幹線(回送)が見られたのでOKです....!!
帰り際に見つけた石垣は、台場の名残?
台場の名残を見つけられなくて、残念。。。
と思った矢先です。
あれ、この石垣って台場をイメージしているのでは?
よく見ると、このエリアをぐるっと囲むように、石垣が築かれています。
どこにも説明書きはないけど。
(暗くて見落としただけかも?)
粋なデザイナーや設計士が、それっぽい雰囲気を残してくれたのかもしれません。
そして、帰り際。
第四台場を遠くから見ると。。。
多分、台場建設当初か、後に作り替えられたような
古めの石垣が見つかりました!
やはり、天王洲アイルは、第四台場だったんですね…!
おわりに
「台場」感があるのでは?と思って行ってみた天王洲アイル。
ほとんど台場要素はありませんでした。
でも、帰りに石垣を見つけました。
石垣は台場の名残なのでは??と思うと、
この歴史を知っている人にしかわからない隠し要素のようで、
ワクワクしますね。
また、地図を見て気になった場所があれば、自分の目と足で確認しに行ってみようと思います。
面白かったら、ラジオかnoteで取り上げますね。
それでは(*´ω`)ノシ
おまけ
何かが召喚されそうな、不思議な場所がありました。
真ん中に入って、召喚された気分を味わいましたが、何も起きませんでした。
すずしろは星1キャラなので、演出がなかっただけかも?
レベルを上げて、また天王洲アイルに挑みたいと思います。
おわり。
普段はREC.というアプリで、ラジオ配信をしています。
よかったらぜひ遊びに来てください!!