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【30分note #3】読書好きあるある。積読状態の本ってどんどん増えるよね?

こんにちは、鈴木俊吾(すずしん)です。

気づけば本棚に読んでいない本がどんどん増えていく…。
そんな経験、ありませんか?
つい先日買ったばかりの本も、気づけば他の本の上に積まれていて、いつの間にか「いつか読もう」と思っていたはずが、手に取る機会を失ってしまう。

読書好きなら誰もが一度は感じたことがあるこの現象。
実は「積読(つんどく)」という名前がついています。
有名な言葉なので、既に知っている方も多いかと思います。


積読とは?

積読とは、読まずに積んでおく状態を指す日本語の表現です。
「つんどく」という響きには、どこか親しみやすさと、同時に軽い罪悪感が漂っています。
本を買うときは、「今度こそ読むぞ」と意気込んでいるものの、なかなか手をつける時間がないまま、つい次の本を買ってしまう。
結果として、本が積み重なり、読む予定のまま未読で放置されることが多くなります。

でも、積読はただの「未読本の山」ではありません。
忙しい現代人の生活の中で、どうしても読みたいという欲望と、読む時間がないという現実の狭間で生まれる。
この現象には、単なる「怠慢」や「浪費」では片付けられない奥深さがあります。
積読は、現代の読書文化や私たちのライフスタイルを反映しているのです。

積読が増える原因

心理的要因

積読が増える主な原因の一つに、私たちの心理的な要素が大きく関与しています。
本を購入するという行為そのものが、私たちにとって一種の「満足感」をもたらします。
新しい本を手に取ることで、知識を得るという希望や、新しい世界に触れる期待が高まり、それ自体が喜びとなります。
ただ、実際に読む時間を見つけるのは難しいものです。

また、「今すぐ読めなくても、いつか読もう」という気持ちも積読を増やす要因となります。
私たちは未来の自分が今よりも時間に余裕があり、本を読めると信じていることが多いのですが…。
現実はそう甘くはありません。
忙しい日々の中で、他の優先事項に追われてしまい、本を読む時間が後回しになりがち。
その結果、次々と新しい本を購入するものの、積み上げられるばかりで手をつけられない本が増えていくのです。

現代のライフスタイルの影響

現代社会において、積読が増えるもう一つの大きな要因は、私たちのライフスタイルにあります。
仕事や学業、家庭の責任など、日常のタスクに追われる中で、読書に割ける時間は限られています。
さらに、SNSやインターネットの普及により、常に情報が溢れている環境に身を置いているため、集中して本を読む時間を確保するのがますます難しくなってきています。

特にSNS上では、他人が読んでいる本や話題の新刊が絶えず目に入ってきます。
それが一種のプレッシャーとなり、流行に乗り遅れまいと次々に新しい本を購入してしまう傾向が強まります。
結果として、本を買うこと自体が目的化してしまい、積読が増えていくのです。

さらに、オンラインショッピングの普及により、手軽に本を購入できるようになったことも積読の増加に拍車をかけています。
クリック一つで新しい本が手に入り、翌日には自宅に届く環境が整っているため、本を手に入れることのハードルが下がり、未読本がどんどん積み上がることになります。

このように、積読が増える原因は、私たちの心理や現代のライフスタイルと深く結びついています。
どれほど本を読む意欲があっても、時間や集中力、そして手軽さが積読を生み出す要因として作用しているのです。

積読のメリットとデメリット

積読には、メリットやデメリットが存在します。
それぞれについて見ていきましょう。

メリット

1.いつでも選べる楽しさ

積読の一つのメリットは、手元に多くの未読本があることで、いつでも読みたい本を選べる楽しさがあるということです。
その時々の気分や興味に応じて、本棚や積んだ本の山から一冊を手に取る瞬間は、まるで宝探しのような楽しみがあります。
新しい本が積み上がるたびに、次に読む本への期待感が高まり、読書の喜びが続きます。

2.知的欲求の満足

本を買うこと自体が、知的好奇心を満たす行為です。
積読状態にある本が多いほど、自分がどれだけの知識を得たいと願っているかを再確認でき、それがモチベーションの一つとなります。
未読の本が存在することで、常に「読むべき本がある」という状況を維持し、知識を深めるための準備が整っていると感じられます。

3.精神的な安心感

本を手元に置いておくことは、精神的な安心感をもたらします。
特に、好きな作家や興味深いテーマの本が積み上がっていると、忙しい日々の中でも「いつか読める」と思えることで、心の余裕が生まれます。
積読は、いつでも好きなときに新しい知識や物語に触れることができるという安心感を提供してくれますね。

デメリット

1.お金の無駄遣い

積読の一番のデメリットは、購入した本を読まずに放置することで、実質的にお金が無駄になる可能性があることです。
本を購入する際には、その瞬間に「絶対に読む」と思っていても、実際には手をつけないまま時間が過ぎてしまうことがよくあります。
このように、読まない本にお金を費やすことは、後々になって自己嫌悪や後悔の原因になることも。

2.読書へのプレッシャー

積読が増えるにつれて、「これだけ本を買ったのに、まだ読めていない」というプレッシャーが生じることがあります。
読むべき本が山積みになることで、読書が楽しみから義務へと変わり、ストレスを感じるようになるかも。
特に忙しい時期に未読本が増えると、「読まなければならない」という焦燥感が生じ、読書の楽しさが失われる危険性がありますよね。

3.情報の消化不良

積読状態にある本が増えると、購入時の興味や熱意が冷めてしまい、本を手に取る時に「なぜこの本を買ったのか」を忘れてしまうこともあります。
その結果、読むモチベーションが低下して、せっかく得られるはずだった情報や知識を消化できずに終わってしまうことがあります。
積読が多すぎると、情報が整理されず、効率的に知識を吸収することが難しくなるかもしれません。

まとめ

積読には、読書の楽しみや知的欲求を満たすメリットがある一方で、経済的な負担や心理的なプレッシャーといったデメリットも存在します。
どちらにしても、積読との付き合い方は、個々の読書スタイルやライフスタイルに大きく依存します。
重要なのは、積読を楽しみながらも、自分にとって最適な読書ペースを見つけ、無理なく読書をしていくことですね。

現時点で、私も積読状態の本は山積みとなっています。
気になる本があると、ついつい買ってしまうんですよね…。
毎日読書の時間を確保しながら、少しずつ消化していきたいと思っていますよ。


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