ぐるぐる

夢とBLと国内ミステリが好きなぼんくら女オタク。

ぐるぐる

夢とBLと国内ミステリが好きなぼんくら女オタク。

最近の記事

うたと思い出/推し短歌

15歳のころから30歳になった今まで、私の中で"推し"と言えばサクラメリーメンというバンドのフロントマン・小西透太(トータ)のことである。 これは気付いたらもう人生の半分がサクメリの、トータの音楽と一緒に在ったということで、ここまで来たらその記録は更新され続けるしかないっていうことだと思う。すごい話だ。 トータの音楽とうたの何がどれだけ好きかって話は今まで散々してきて、でもやっぱり15年も好きでいると、ただ単に彼の音楽やうたそのものについてだけ語るのは難しくなる。人生に癒着し

    • 「おまえは〝主役〟じゃない」の話

      佐藤友哉「フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人」「エナメルを塗った魂の比重 鏡稜子ときせかえ密室」「水没ピアノ 鏡創士が引き戻す犯罪」「クリスマス・テロル invisible×inventor」を読んだ。 いや、一言で「読んだ」と言うにはスパンがかなり開いているんだけど…。(フリッカー式は2020年に読んで他は2021年12月から正月までの間に読んだ)とりあえずここまで読んだんですよね。 この四作は今現在星海社が絶賛復刊中ですが、私は過去に古書で手に入れて積んでた分を復刊に

      • たばためさん・宵野光さんの話し合いに立ち会った件とそれにまつわるたばためさんの記述について

        はじめに ・これまでの私のエントリについては、本エントリに余談や私感を省き伝えたいことを取りまとめたため非公開としました。非公開にしたエントリは下記5点です。    ・某エントリについて(2021/3/17公開)    ・日記(2021/3/20)    ・たばためさんからのお返事へのお返事(2021/3/26)    ・たばためさんによる当方の発言の恣意的な引用について(2021/3/30)    ・無題(2021/6/22) 0.要旨 ・たばためさんによる私が立ち会った

        • ぐるぐるさんは片付けができない

          どうも私は昔から自分の書いた文章を削ったり消したりするというのが苦手で、ありとあらゆる文章を書いたままに残してしまう。 ツイッターは10年以上、明らかな誤字や誤解のたぐいで即座に消したもの以外はほとんどすべてツイートしっぱなしでログが残っているし、自作の二次創作小説サイトにも中学生の頃に書いたものから今に至るまで9割くらいすべて公開されっぱなしになっている。さすがに消しているものもあるけれど、それも中1のときに書いたものと中3くらいまでの何作かだけだったと思う。我ながら生きる

          夢創作とわたし

          「夢創作とわたし」という文章を、ツイッターではなくまとまった文章で書くべきだよな~と思ってもう何年経ってるのかよくわからないのだけれど、とにかくもう何年も経っている。 もちろんその何年もの間にどう書くべきかな~ってことはいろいろ考えてるんだけどなかなかまとまらない。書きあぐねたままでいる。 それはぐるぐるさんがそのここ数年の間に書いてる二次創作のメインが夢小説ではなくBLCPであるとかそういう事実とは関係なく、本当に単純にどう書いたらいいのかよくわからないのだ。 たとえば「A

          夢創作とわたし

          どこにも行けないな~って話

          最近、「高校生のとき、自分はどこにも行けないんだよな~と諦めていたよな~」ってことを、よく思い返す。 ぐるぐるさんは高知県に生まれ育った女オタクである。 だからって別に子供の頃からド田舎たる地元(いうても高知市内に実家があるので全然マシ)のことを憎んだり嫌ったり都会にひどく憧れたりはしてこなかった。GALS読んで渋谷に憧れたりしていたが、「なんで自分は高知なんかにいるんだろう」とかは考えたりしなかった。 当時は単に憧れより諦念が強かっただけだと、今ならわかる。 子供の頃は、

          どこにも行けないな~って話

          2020年に無からIWGPにハマったオタクのIWGP横断レビュー

          この間急に池袋ウエストゲートパークの原作を読み急にダダハマりしてめちゃくちゃ混乱したオタクの日記を書いたんですけど、あれから一ヶ月ちょい経ってもまだ池袋ウエストゲートパークのことばかり考えているぐるぐるさんです。 原作完走してからこっちは毎週アニメを見つつ、今触れられるだけの各種メディアミックスをひっくり返す作業に邁進してたわけですが、たぶんもうコンプリートしたと思うので、軽く横断してレビューするエントリを書こうと思いました。誰が得するかは知らん。 2020年に突然無から

          2020年に無からIWGPにハマったオタクのIWGP横断レビュー

          突如“無”から新しいジャンルにハマって困惑している女オタクの話

          タイトル通りの話というかもうこれ日記みたいなものというか女オタクの譫言みたいな話なので別に読んでもらわなくても大丈夫です。 2020年10月、突如“無”から池袋ウエストゲートパーク(原作)にハマった。 新しいジャンルでこんなワーッ!!!ってなるのは、なんと4年ぶりくらいです。4年ぶりて。 オタクが新しいものにハマるのって大体“事故”っていうか、「これ絶対ハマるわ~」って感じで触ったとしても「こんなにハマるつもりはなかったんですけど!?」ってなるものと決まっていると思うん

          突如“無”から新しいジャンルにハマって困惑している女オタクの話

          ユリイカ女オタ特集への夢小説15年選手女オタの雑感 ~やっぱり”語る”必要があるよね我々も~

          というわけで、いきなりですが、天下のユリイカで女オタク特集が組まれ、その電子版の配信も始まりました。天下のユリイカで女オタク特集である!すごい! そもそも「女オタク」ってなんだよ、男と女で「オタク」を区別する必要はあるんかいな、という提起は誌面でも複数行われているので、ここで改めて行うことはしない。 ともかく、大変ボリュームがあり読み応えのある特集だった。 ありとあらゆる「女オタク」たちのありとあらゆるインタビュー、対談、エッセイ、̪詩、論考がどっさり入っていて、めくっ

          ユリイカ女オタ特集への夢小説15年選手女オタの雑感 ~やっぱり”語る”必要があるよね我々も~