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介護・老いについて思うこと1

こんばんは。
久々にnoteに書こうと思い立ちました。
皆様お元気ですか。
もっと前から書きたかったのですが、慌ただしく1年過ぎてました。
学生の間は読書記録とかしてましたね。最近も読書は細々続けてますし、本屋行くとワクワクしてどーんと買ってしまい家に積ん読とかしてます。
ただ、最近は本の感想はサラッと考えて、インスタのストーリーズに残して終了してます。
noteも放置していて、今後の使い方を考えていたこの頃でした。
で、これから、このノートを皮切りに、仕事で日々感じていることを書いていってみたいと思っています。

私はこの4月に社会人2年目となりました。
介護業界の会社に就職し、介護現場で働いています。
現場で様々なご高齢者の生き様を間近で見て自分も入り込んで、綺麗なことだけでは済まない部分もたくさん感じていますが、生き方への教訓や人と人との愛も感じられ、自分の中にそれらが蓄積されていく仕事だなと思っています。

仕事の中では日々ご高齢者のご様子を記録します。
それは生き様を職員皆で残して一人ひとりの伝記を書くかの如く。
記録が好きだということをnoteを始めたときに書きました。思いがけず、仕事でそれが生きています。記録という要素も強い仕事のため、私にとってそこは全く苦痛でない、むしろ喜んでやっています。

そんな仕事をしているので、最近は常に「人生」のことばっか考えています。そして私はそもそもそういうことが好きだということに気がつきました。
だから、体力的に辛くても、すぐに辞めたいとかは思わないで済んでいるのだと思います。
限界はあると思いますが、まずは生活の現場で、学び切ろうと思っています。

ご高齢者のご様子の記録とともに、感じたことや考えたこともこの1年、日記に残していました。
別に、自分のしていることが崇高とは思いません。むしろこれが本当にこの人のためになっているのか、、、?などと悩んでしまうこともしばしば、です。とはいえ、そうして残してきた拙い記録にも、一読する価値もあるのでは、と思います。特に、この超高齢社会において。介護の問題が社会問題になっている現代において。社会問題だけど、けっこう皆知ることから逃げている現実において。
現場で働かなければ知り得ない晩年の人間の真実があるように感じています。若者にも通じる人生の真実。それは絶対に知らなければいけないことではないでしょう。運が良ければ(?)自分も周りの人間もピンピンコロリで知らないで人生を終えることもできるかもしれませんね。ほんとにそれが運が良いことなのかは今の私には疑問ですが。皆口を開けばピンピンコロリしたい、惜しまれて死にたい、と言う、その風潮にも今は疑問を感じます。

介護の話題はセンシティブ。直面せざるを得なくなった家族とかしか知らないで、そして苦しいことが多いのであまり口外されません。そうやって歳を取ることにネガティブなイメージが付きまとっていく。晩年の生活についての発信が足りないと思います。晩年にいる張本人には発信するだけのパワーは残されていないことが多いです。(残している元気なご老人もいますが。それは喜ばしいこと。)だとしたら周りのパワーのある人間が発信しなければ。
介護についてももっと平坦に良いも悪いも偏見なく、伝えていく人が増えるといいなと、歳を取ることに興味を持って周りの人に関わる人が増えるといいなと、そう思う心で、ノートを書いていきたいです。

初心忘るべからず。
日記が最近書けてなかったり、仕事への慣れでアンテナが鈍くなっていたりするなと反省しています。こういう仕事をしている以上、プロ意識で日々「人生」に疑問を持ってご高齢者の生活を見つめ、思ったことを残していくことがマストだと思っています。
noteをその一助にしたい。ここに宣言します。

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