天体エネルギーからのメッセージ
前回記事「意識と腰痛」から引き続き、今回は初めて腰痛になった14歳の頃の、占星術でいうトランジットやプログレス、ソーラーアーク等を検証してみて感じたことがあったので、記録としてこちらに残しておこうと思う。
検証したところ、1つはトランジット冥王星がネイタル水星に関わり、トランジット土星がネイタル月に関わっていた。
面白いことに、この4つの天体は私にとってはかなり縁が深いと感じているものでもあるのだ。
実は私の出生図ではこの4つとも「ノーアスペクト」という配置なのだ。
ノーアスペクトの天体は他の天体の影響を受けないとされていて、それは補助もないけれど邪魔もされない。私にとってはこれらの天体エネルギーの象徴は良くも悪くも自分の中に強く在る「特徴」のようなものとして感じているものだ。
それらは見方によっては長所だったり短所だったり。
今世に生まれてくる時点その瞬間での、「私というエネルギー体」が纏っている波動そのものの象徴なのだと私は思っている。
ということは…?
再度、体という物質に入って3次元の地球にやってきた、ということは?
前回体を脱いだ時点では、まだ地球を去れない…ということが濃厚(汗)。
今回、過去を振り返ってみて「意識と腰痛」の関わりを実感し、それが起こった際の天体配置を確認したら、
冥王星、土星、水星、月が関わり合っていた。
で、それらは元々私の出生図では強い配置として存在している。
これを発見し、「意識と腰痛」の記事に書いたことと、これらの天体の象徴を擦り合わせた時に、
私は私の魂の「意図」を強く感じてしまった!
成長させたいところなんて、いくつもいくつもあるだろうが、
その中のいくつかを発見し、自覚出来たのだーーー!!
冥王星、土星、水星、月。
トランジットでは水星と月は動きが早すぎるので除外し、冥王星と土星のトランジットがネイタルの水星と月に影響を及ぼした時期をまた過去へ遡ってみた。
初めて腰痛になった14歳の頃、トランジット冥王星はネイタル水星に180度。これはハードアスペクトだった。
私は自分の意見(キャッチャーはたりたくない)を口に出来なかった。
自分の本当の気持ちを押さえつけて先生という権威者に従い続け、腰を痛めることでキャッチャーというポジションからまんまと逃げ出した。
ここでは、相手が先生だろうと、相手にどう思われようと、自分の気持ちをきちんと告げるというチャレンジを回避し、私は私の本心を押さえつけてしまった((´;ω;`)ウッ……
次に120度。
これはソフトアスペクトなのでどんなことを体験していたのかな?と思い検証してみた。
そうしたらまた面白いことが分かった!
この頃は、ずっと専業主婦で育児に没頭していた私が、「自分の世界を広げよう!」とアロマテラピースクールへ通い出し、占星術の学びをスタートした頃だったのだ!
専業主婦で娘達は小学6年生と1年生だった。
最初は平日の昼間に通っていたのだが、インストラクター、セラピスト、と上位資格の学びになるにつれて学びの時間帯が土曜日の夕方~夜になった。
この時は夫と娘達に、学びたい!という自分の熱意(本心)を情熱的に告げたな~。そして家族もとても協力的だったな~。
もちろん、腰も痛くなかった!(笑)
そして土星。
初めて腰痛になった14歳の頃、トランジット土星はネイタル月に90度。これはハードアスペクトだった。
この時、やはり私は感情を抑え込んだのだ。と言わざるを得ないな…。
土星は冥王星に比べ、人生の中でちょくちょく巡ってくる。
同じようにネイタル土星にハードアスペクトだった時期、ソフトアスペクトだった時期、それぞれどんなことを経験し感じていた時期だったかなと思い返してみた。
そうしたらまたまた面白いことが浮上した。
ハードアスペクトを取った時期には
・職場で自分の「やりたくない」を我慢してやっていた
・私が折れれば丸く収まる…と自分の本当の思いを引っ込め夫の実家の隣に家を建てることになってしまった
・小学校の目の前に住んでいて専業主婦なのだからPTAに参加することが「当たり前」だという義母の言葉を鵜呑みにしてPTA役員を引き受け(本心はやりたくない…)
・夫、義父母に言いたい事を言えず言葉を飲み込んでいたからかバセドウ病発症
・便秘から虚血性大腸炎になる(便秘って、自分が「そうしてる」と思う…。自分が「溜めこんでいる」)
ということがあったし、
ソフトアスペクトを取った時期には、
・高校生。「成績上位でいる優等生の自分」から足を洗い、普通コーズへ進み、大好きな読書に没頭。留学生のホームステイ受け入れ志願して実現
・単身赴任の夫の元(メルボルン)へ0歳の長女を連れていく冒険にチャレンジ。2週間だけだったけれど外国で暮らすような経験を楽しんだ
・夫の実家の隣に住む中で繊細過ぎる5歳長女の育児にストレスフルの日々の中、二女が生まれ、新生児に癒されていた
(そして「母の役割」に更に没頭していってしまったのだが…)
・学びたての西洋占星術を使って色々なホロスコープを読むことを楽しいでいた
ということがあった。
ハードアスペクトでもソフトアスペクトでも、「感情」「自分の気持ち」にフォーカスされているなと感じた。
そもそも私の出生図の月は「獅子座の月」が12ハウスに入っている。
自分で自覚もあるが、私は自分の感情を感じることが苦手だ。
土星が月にハードアスペクトした時期の自分の過去を検証してみると、私は私の感情を抑え込んでしまうことが本当に多い。
これはある意味「クセ」であり、無意識のうちに発動してしまうことも多いと思う。
無意識であれ感情を感じ切ることをせずに自分の内にいつまでも放置してしまっているということになれば、
例えば「怒り」や「悲しみ」をいつまでも抱えて混んでいるということになれば、それらは重い波動なので私は重いエネルギーを放つことになる。
となれば、
重いエネルギーに見合うエネルギーが現象化してくるということだ。
その当時は分からなかったが、今の私は「波動、エネルギー、意識」について知っている。
エネルギーが先にあって、それが3次元に現象化することを知っている。
私にとっては、せっかくの、ノーアスペクトの月なのだ。
それは「獅子座」のエネルギーを纏っているのだ。
嬉しい! 楽しい! 大好き! と、
ドリカムの歌のように弾け楽しむ私の姿が浮かび上がる(笑)。
このように軽いエネルギーを纏った私は
やすやすとこの地球上での体験を楽しみ遊び尽くすだろう!
その月を、わざわざ12ハウスに入れたのだ。
そこに、魂の強い意志を感じる。
最も弱いところを敢えてついてくる。
全ては魂の成長のために。
重いものを脱ぎ去るために。
と、過去を検証していったらこんなことに意識が向き、私は私の愛しさが増した!(笑)
長くなってしまったので、今回は14歳の頃のトランジット検証についてに留めておく。
過去への検証をしながら、ゆっくりじっくり自分を見つめ、天体の象徴のメッセージと魂の意図を俯瞰すると、魂の自分(本来の自分)と会話出来たような気がする。
家族の事情というきっかけから自分を見つめ始め、芋づる式に占星術の「使い方」に疑問が出てきてしまい、生業としていた占星家の活動をストップして5年。
でもやはり!
占星術は面白く、私にとっては「研究という遊び」なのだなと最近強く感じている。
自分の過去を振り返りながら天体配置を検証すると、そこには私にとっての課題やら学びの方向性やらが溢れていた。
その出来事をまさに体験中はそれどころではないためそんな意識にはならなかったのだが、時を経て落ち着いて俯瞰して、その事象とその時の「自分の行動や感情」を思い出しながら自分を理解していくことは、今の私には本当に楽しい!
私はそこから、自分の魂の望む成長の方向をハッキリと感じた。
私は私に、
もっと感情を感じさせたいのだ。逃げずに感じつくさせたいのだ。
私は私に、我慢させたくないのだ。
私は私に、自分の気持ちをもっと表現する体験をさせたいのだ。
私は私に、もっと自分を愛して欲しいのだ。
占星術からも癒しは進み、周波数を上げていくことが出来ることを確信している。
やはり私は占星術が大好きなのだ(笑)。