演じ続けた結果
一番になりたかったわけではない。
一番になっちゃうと注目集めちゃうし、
面倒な役を押し付けられるし、
なんか勝手に敵対心持たれちゃうし、
優秀な人は違うのね、って疎外感感じるし。
穏便に周りとはやっていきたくて、
私もあなたたちと同じよ、と仲間でいたくて、
出来ることも出来ない振りして過ごしてた。
そうしたら…、
ふと気が付いたら、周りと同じになっていた。
出来ないのは振りだけで、いつでも戻れると思っていた。
甘かった。そうじゃなかった。
演じ続けた結果、本当に普通になった。
輝きも可能性も自分で消してしまった。
後悔してる？
そう、後悔してた。
戻れるなら、戻せるなら、
あの時代に戻って、演じたりなんかしないで、
持ってる輝きを自ら消さないで、と伝えたい。
でも、今は後悔してない。
全部含めて今の私だから。
良い事もあった。それ以上に悪い事もあった。
私に起こったそれら全てが今の私を作っている。
だから進める。
これから起こる良い事も悪い事も、
きっと全部愛せるはず。
それら全てが私だから。
今の私が未来の私を作る。