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胸いっぱいのアイと情熱をアナタへ─箱推しの社長─

『胸いっぱいのアイと情熱をアナタへ』|まくら|note


↑こちらの作品は
現在、50話ほどありますが
1話は1000文字ない作品が
多いので、読みやすいです。

私も、サイドストーリーや、
勝手にキャラクター追加させて
参加させてもらってます(笑)


運送業(闇あり)の
キャラクター、スズタニ社長
として登場してたり
しなかったり、しすぎたり。

ホラー要素じゃないです(笑)
格闘系?小説?
連載小説になってます。

そんな訳で、
2024/01/26現在
本作品は、51話まで進んでおります。

いよいよクライマックスです。
お時間ある方は、是非♥


私は勝手にスズタニ社長、
推しキャラのルナの
お話中心に
書かせてもらってますꉂ🤣‎𐤔

自分じゃ、SFとか
連載とかできないので、
他人の船に乗って、勝手に
パーツ増やしている感じです。


元の作品を、読んでないと、
なんのこっちゃ?
な作品です(笑)

読み手に厳しくて
スイマセン(*ノ>ᴗ<)テヘッ💓


私の作品、
イラスト閲覧注意です。
セピア色にしましたが
赤が目立ちます。



派遣社員として潜入し
暗殺対処リストを消せばいいだけの仕事。

本当は、清掃だけのはずが
仕事を受けた組合の連中が
動けないため、ウチに回ってきた。

スーツなんて、かたっ苦しい
格好が嫌で断ろうと思ったが
隣で、目を輝かせているカヲルを
見たら、つい仕事を受けてしまった。

まぁ、実地訓練にもなるし
可愛い女性社員も、いいだろう。
あとは、3名の社員を指名して
スーツで、目的の会社に向う。

基本的に社員は脳筋馬鹿ばっかりで、
スーツが似合うやつは
サカガミのホストから
コッチに回ってきたヤツラだ。

闇落ちホストの更生施設じゃ
ないんだって言ってるのに、
私がイケメンに弱い事
を知られている為
断れない自分自身に
頭を抱えてる。

まぁ、弱い奴は死ぬ。
だから、才能のないやつは
切り捨てる。
この業界の決まりだ。

ただ、社員として認めたからには
『スズタニ運送』箱推しの
私は、コイツらを死なせる気はない。


自分を信じれないで
誰が他人を信じられる。
世間から弾かれた馬鹿共を
信じてやれるヤツがいたっていいだろう。

お天道様に顔向けできない
連中が、笑顔でいられる場所が
あったっていいじゃないか。

カヲルが入社してきてから
随分ヤツラも、気を使いだした。

少しばかり、ムカついて
私も女なんだが?と青筋立てながら
聞いたら
社長は『死神マリア』だからと
人扱いされていなかった。

とりあえず、答えてくれた
ヤツは軽く泡を
吹かしておいた。軽くね♥


さすが、元ホスト
派遣社員には見えないと
苦笑しながら褒めた。
ついカヲルのスーツ姿が
可愛くてスマホで連写してしまった。


会議中のフロアと
別フロアに別れて、
インカムで指示を送る。


私とコンビになった
イケメン派遣社員と
最小限の汚れで仕事を終えた。


『!! キャ!』
インカムから聞こえた
カヲルの悲鳴に
嫌な思い出が一瞬よぎった。

清掃の指示を手配しながら
すぐにカヲルのいる
フロアへ向う。


「スズねぇ。さ…佐伯さんが…」

どうやら、カヲルを
庇って腹をやられたらしい

どうしよう……わたしのせいだ……


「しゃちょ…す…ませ」
たどたどしく佐伯が呟く。

チッ。
私の推しを泣かせ、
イケメンを傷つけやがって。

しゃ…ち…ぅ…



ナイフが刺さったままの
ワイシャツを破り傷口を見る。
ナイフを抜かなかったのは正解だ。
教えた通りちゃんと
できてるじゃないか。

私は突き刺さったままの
ナイフに手をかけて
勢いよく引き抜く

「「「!!!」」」

驚いている3人を他所に、
右手を傷口に差込み
猛毒ポワゾン』を
発動させる。

さっきまで眉間に皺を
寄せていた佐伯の
瞼が、ゆっくりの閉じる。

「す!!!すずねぇ!!」
後ろでカヲルが叫ぶ。


「で、仕事はおわった?♥」
笑顔で3人を見ると、
真っ青な表現のイケメン達と
怒りの表現を向けるカヲル。


突然、カヲルが
私に殴りかかってきた。
「ちょっ!カヲ!」
右手を体内から抜き出し、
カヲルを止める。

が、すかさず体を回転させ
蹴りをいれてくる。
ダメだ。
リミッター外しやがった。

ニヤリと笑ったカヲル。

「オマエ達は、清掃開始しておいて♥」
私は、イケメン2人にウィンクを、
飛ばして指示をだす。


その間にもカヲルは
私にナイフを突きつける。
動きづらいスーツの裾をナイフがかする。
やっぱり、リミッター外した
カヲルは違う。


カヲルの手首を、返し
ナイフを落とす。

なんで…コロしちゃう…の…


やっぱりまだ、制御できていない。
ため息と、共にカヲルの首の傷を
狙って紫のネイルを食い込ませる。

猛毒ポワゾン』を
発動させられたカヲルは
頭から倒れる。
すかさず、支えて横に寝かす。

カヲルには強い鎮静剤が
効いている。

抱きかかえて、横になっている
佐伯に蹴りを入れる。

「血は止まったでしょ。
いつまでも寝てないで、
アンタも清掃開始しなよ♥」

バレたか♡
とばかりに舌を出して
カワイコぶるのは、
イケメンだけの特権なので
許してあげよう。

ムクリと起き上がって、
他の2人と合流し、
清掃作業を始める。


はぁ〜。
カヲルに私の異能力を教えた時
『毒と薬は紙一重』だって
教えたハズだったんだけどなぁ。

ソファに寝かせたカヲルを
愛で…撫でながら、今後の
課題に少しばかり頭が痛くなってきた。


カヲルのリミッターの解除と
私の能力強化。
今後の課題が……。


「よし!!終わったら、
今日は呑みに行くよ♥」
笑顔で3人に言うと
さっきより真っ青な顔になったように
感じるのは、夕焼けのせいだろう♥

まだカヲルが
入社して間もない頃の
お話です。


普段1000字なのに
コラボだと倍書けるの
なぁぜ?なぁぜ?(笑)

#コラボ小説

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スズムラ
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