今日の1枚(2024/4/6)
世界は美しさにあふれている。
今日の1枚は、木蓮。
通行量の多い交差点、信号待ちをしている時に、目に飛び込んできた。
わざわざ近くの駐車場にとめ、歩いて戻って間近でながめる。
木蓮の花はけっこう大きい。
香りはほとんどない。
硬いつぼみが膨らみ始めると、一気に満開まで突っ走る。
花期は意外と短い。
最初は枝にたくさんのキャンドルが林立しているみたいで清々しいほど凜としているが、開花するとすぐにデロンと外側に垂れ下がる。(ちょっとだらしない・・・😅)
この落差が、人間くさくてよくない?
緊張とリラックス、青臭さとなれ合い、拒絶と受容、隙のなさと隙だらけ。
人間も成熟するほどに、いい具合に緩んでくるよね。
「○○でなければならない!」・・・という強い想いが、違う価値観や在り方を否定していたのが、やがて「ああ、そうね、そういうのもアリだよね」と。
それもアリと笑ってくれる人といると、私は安心して地をだせるよ。