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「他人の気持ち」と「自分の気持ち」
他人の事は、
自分ではどうすることもできません。
例えば、
悪い事をして、相手に謝った時、
許してもらえなかった・・・
これは、
自分にはどうにもならない。
なぜなら、決めるのは相手だからです。
この事を、
自閉症の長男に今、教えています。
長男は
「あやまれば許してもらえる」
と思っています。
幼い頃から、
悪い事してしまった
↓
「ごめんなさい」を言う
↓
許してもらう
これがセットになっています。
子どもの頃なら、
これでよかった・・・
でも、大人になった今、
許されない事もあります。
それは、
先日起こったこと・・・
娘と長男が言い合いになり、
どう考えても、
長男が余計な事を言っていました。
娘は怒り、
長男は謝った・・・
でも、娘は
「ゆるさない」
と一言・・・(笑)
自分の中の法則
悪い事してしまった
↓
「ごめんなさい」を言う
↓
許してもらう
が崩れた長男・・・
混乱しました。
「明日は許してくれますか?」
「明後日は?」
「1年後は?」
と、繰り返す長男に、
娘は
「約束できない!!」
と、爆発!!
こんな出来事は、
些細な事なのですが、
「謝ったら許してもらえる」
と、勘違いしている・・・。
これは、
教えないと理解できません。
なぜなら長男は、
謝られたら、必ず許すから。
本音かどうか・・・
はわかりませんが、
「もういいですよ」
と言ってしまう長男。
だから、妹(娘)もきっと
許してくれると思ったのです。
長男にも許したくない事だって
あると思うのですが、
そこを引き出すために、
まずは、
「あやまっても許して貰えない時がある」
を、理解してもらおうと
繰り返し説明しています。
なので、
今回のような、トラブルは
チャンスでもあります。
一番わかりやすい事例です。
人の気持ちは、
どうすることもできません。
どうにか、許してもうために
行動することはできますが、
相手次第です。
自分が思い描くような結果に
ならなくても、
受け入れるしかないのです。
長男には少し難しいのかもしれませんが、
きっと理解できると思っています。
ここが理解できれば、
「許したくない」という
自分の気持ちも理解できます。
そうしたら、もう少し
楽になるのでは?と思っています。
健常とよばれる大人でも、
「謝っているのに許さない
アイツが悪い」
と言い出す人もいますからね。
そう思うなら、
謝らなきゃいいのに・・・(笑)
最近再び読まれるようになった、
長男との書き出しの本
ぜひ!!