本の感想じゃないですw。:読書録?「シニアエコノミー」
・シニアエコノミー 「老後不安」を乗り越える
著者:大前研一 ナレーター:デジタルボイス
出版:小学館新書(audible版)
「超高齢化社会」を迎えた日本において、シニア層をターゲットとしたビジネスを立ち上げることで、日本社会の活性化を図る…と言う内容。
まあ、今まで大前さんが言ってきたことをわかりやすく整理しなおした…って感じですかね。
週刊誌連載や講演をベースにしているようです。
もっとも「ビジネス」がメインで、<「老後不安」を乗り越える>って部分はあまりフォーカスされていませんがw。
…てなことはともかく、僕が本書をaudibleで聞いてみたのは、ナレーターが「デジタルボイス」になってたから。
小説とかの場合は感情移入の問題もあるので声優さんに比べてデジタルボイスはどうかなと思うんですが、ビジネス書なんかは割といけるんじゃないかと。
以前から僕自身、Kindleの読み上げ機能とか使ってますからね。
結論から言えば、
「問題なし」。
Kindleの読み上げで小説なんかを読んでた経験から考えると、
「小説も意外にいけるのでは?」。
難読漢字も問題ないし、読み間違えもなくなりますからね。
Kindleの読み上げで問題なかった人にとっては「大いに前進」ってところでしょう。
もちろん声優の方が小説世界への没入感は数段上になりますけどね。
ビジネス書ならコレで全く問題ないです。
さすがにデジタル音声化するにあたっても人力での手は入ってると思うんですが、声優に読んでもらうより、デジタルボイスを使う方がオーディオブック化は早くできるんでしょうかね。
だとすると、audibleの成功度合いによっては、ビジネス書を中心にデジタルボイスによるオーディオブック化はどんどん進んでいくかも。
実際、今回小学館新書はデジタルボイスでaudible化を何冊かしています。
オーディオブックを楽しんでいる僕にしてみれば朗報。
…だけど、それが声優さんの仕事を奪っていくとしたら、それはそれで寂しい…。
ただコレってオーディオブックのコストにも関係してくるしなぁ…。
難しいところです。
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