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AIを使う/AIと働くってこう言うことかも(今現在はねw):読書録「#100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった」
・#100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった
著者:大塚あみ
出版:日経BP社(Kindle版)
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xで誰か(すがやみつるさんかなぁ?)の投稿で紹介されてて興味を覚えて読んでみました。
予想してたよりも、面白くて一気に読んじゃいました。
<概要>
怠け者の大学4年生がChatGPTに出会い、ノリでプログラミングに取り組んだら、教授に褒められ、海外論文が認められ、ソフトウェアエンジニアとして就職できた。
大学4年の春。授業でChatGPTを知った私は、宿題をサボるためにその活用法を編み出した。
プログラミングにも使えることを知り、出来心で「#100日チャレンジ」に取り組み始めた。
毎日1本、新しいアプリ(作品)を作り、X(旧ツイッター)に投稿するというものだ。
暇つぶしで始めたそれは、過酷な挑戦であると同時に、日常的な興味と学び、そして飛躍をもたらした……。
―― Z世代の著者によるAI駆動型プログラミング学習探究記 ――
(Amazonより)
ChatGPTにコードを書かせて…ってところから、
ChatGPTを使ってゲームプログラムを作って…となって、
ゲームプログラムを構築するのにChatGPTを活用して…となってくる。
同じじゃん…一見そうなんだけど、立ち位置が違うんですよね。
プログラマーからエンジニアって感じなのかもしれない。
それと並行して、作者の人生の選択や生き方のスタイルみたいなところが、チャレンジに重なって描かれてるところが読み物ととしての面白さかな。
怠け癖のある学生がChatGPTを使ってプログラムして、論文書いて、スペインで学会発表して
…ってサクセスストーリーとはチョット違う苦味のようなものが垣間見えるところが僕は面白かったですね。
僕自身はプログラムは50歳になった時にちょっと「やってみようかな」と首を突っ込んでみたんですが、数ヶ月ほどフラフラして、
「コレは自分にゃ向かないな」
とギブした経験があります。
なんで本書の細かいところは「?」なんですが、それこそChatGPTに聞きながら読み進めることが出来ました。
ChatGPT、教えるの上手いから。(「中学生にも分かるように」とお願いしましたw)
生成AI自体はもっと性能が上がって、プログラムの能力は多分本書で書かれているのより数段上になるんでしょう。
でも生成AIとの距離感というか、どういう風な形で使うようになるのか…そのスタンスが本書ではよく見えるように思います。
「生成AIを使うってこういうこと」
それがよく出てるってことですね。
ここら辺、微妙なんだけど、あるんですよ〜。
本書はプログラムだからより鮮明に出てるけど、他の分野でもある話だと思います。
使ってる人じゃないと、なかなか伝わりづらいんですが…。
ま、そう言うの除いても、読み物として面白いと思います。
今が旬なのは確かですけどね。
それにこれからどんどんどんどん生成AIのレベル上がっていったら「生成AIを活用する/使いこなす」と言うスタンスに立つハードルがものすごく高くなって、こう言う物語は成立しづらくなるかも。
そのハードルは日々上がってる印象…。
…う〜ん、半年後には旬が過ぎちゃってる可能性も低くないかもしれない…。
#読書感想文
#100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった
#大塚あみ
#ChatGPT