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程よいおバカ加減のヒーロー映画:映画評「ブルービートル」

新体制になる前に制作されたDC映画で、ラテン系の主人公をヒーローとした作品。
興行成績はどうだったのかなあ?
大ヒット…ではなかったはずです。
でも僕は個人的に嫌いじゃないですね。この作品



大学を卒業したハメイは故郷の街へ戻ってくるが、貧富の差が激しくなった故郷では実家が家賃払えずに倒産寸前になっていた。
ハメイはお金持ちのコルトで働くが、その時知り合ったジェニーの願いで発掘されたスカラベを預かることになる。
しかしそのスカラベには恐る驚くべき秘密があり、ハメイはそのスカラベに寄生されることでスーパーヒーローの力を得ることになる…



なんとなく話の展開は「どっかで聞いたような」感じになります。
大富豪の秘密基地なんかは「バットマン」ですし、
スーパーヒーロー物語に青春ドラマが絡んでくるあたりは「スパイダーマン」
DIY精神にAIを相棒にするあたりは「アイアンマン」
そこにラテン系のノリでファミリー物語をくっつけて仕上げたって感じです。



そう言う意味じゃ、安直な出来なんですけど、結構ノリ良く見ることができます。
言っちゃ悪いけど、ヒーロー物語なんてこの程度で良いのかも…なんて思ったりしてw。
正直言ってCGの出来ももう一つのところがあるんですけど、勢いがあればそれはそれでいいんじゃないかって感じです。
僕個人としては見終わってスッキリできたので、悪くない作品だというのがトータルの評価です



もっとも続きが見たいかどうかって言われると、
「どっちでもいいかなぁ」
ですけどねw
作品のラストには続きをほのめかせるシーンがありましたけど、こういうのって続けば続くほど話が複雑になって、結局面白くなくなるっていうのがありますから。


DC全体の見直しと言う中で、本作の続編については不透明な状況になってるようですが、それをいいことに辞めちゃってもそれはそれで悪くないような気がします。
あったらあったで、ジェームズ・ガンが面白くしてくれるような気もしなくもないんですけど。
割と、ガン向きのキャラのような気もしますんで。
ま、ジェームズ・ガンにお任せ…ってことですかねw。

#映画感想文
#ブルービートル

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