僕は嫌いじゃないけど、劇場公演して大ヒット…はないかなぁ:映画評「ウルフズ」
ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット主演で、「スパイダーマン」のジョン・ワッツ監督によるAppleTV+映画。
劇場公演直前でAppleの方針変更で配信のみ(米国では一部公開あり)になった曰く付きの作品です。
Appleの配信方針の変更らしいんで、本作自体がどうこうって話じゃないようですが、
じゃあ公開してたら大ヒット
とは行かないかな。
地味だしw。
解説
重大事件を隠蔽する裏社会のもみ消し屋=フィクサーのジャックは、 ある男を始末する依頼を受ける。 早速現場へ足を運んだものの、 そこへもう1人のフィクサーであるニックが現れ、なぜか同じ依頼を受けていたことが判明。 これまで一匹狼として暗躍してきたジャックとニックは渋々ながらも2人で仕事に取り掛かるが、死んだと思われていたターゲットの男が生きており、逃げ出してしまう。 慣れないタッグでターゲットを追ううちに、 彼らは謎の組織の犯罪に巻き込まれていき・・・・・。
慎重派のジャックをクルーニー、行動派のニックをピットが演じ、 「ゴーン・ベイビー・ゴーン」のエイミー・ライアン、 「ケミカル・ハーツ」のオースティン・エイブラムスが共演。 トム・ホランド主演版 「スパイダーマン」シリーズのジョン・ワッツが監督・脚本を手がけた。
(映画.comより)
さすがにジョージ・クルーニーとブラッド・ピットは雰囲気があって、2人並んでバーカウンターに座ってしゃべってるだけでしばらく眺めてられる気分にはなります。
でもまあ、もう大スターが出るだけで映画ヒットするって言う時代ではないでしょうからね。
「ミッション・インポッシブル」や「ジョン・ウィック」なんかに比べたら、アクションはずいぶん大人しめです。
リアリティーって言う点じゃ、もちろんこっちの方に分があるんですけど、なかなか大ヒットには…。
配信で見るんなら、かなり楽しめる作品だとは思いますけどね。
ちょっとハードボイルドな雰囲気っていうのも好みではあります。
それがもう時代遅れになりつつあるっていうのも十分にわかりますがw。
終盤、「ちょっと甘めかなぁ」と言う展開があった後のラストは僕はかなり好きです。
ここの音楽のチョイスも好み。
それもやっぱり時代遅れになりつつあると言われれば、反論できないですけどねぇw。
大スター2人でなかなか続編は難しいかなぁと思っていましたけど、どうも企画は進んでるようです。
いいんじゃないかなぁ。
ドンパチCG映画ばっかりじゃあ、やっぱりつまらないですから。
期待しています。