シミュレーションはGPTとやっとけって話?:読書録「努力革命」
努力革命 ラクをするから成果が出る!アフターGPTの成長術
著者:伊藤羊一、尾原和啓
出版:幻冬舎(Kindle版)
もうChatGPT なんかの生成AIに関する本は読まなくていいかなぁと思ってたんですけど、
GPT4oが出て、ちょっと気分が上がっちゃって、ついついポチっとしちゃいました
尾原さんは「DX進化論」「アフターデジタル」なんかを読んでて、ちょっと興味深い作者さんだと思ってたっていうのもありますかね
でもGPT4oが出たのは5月の中旬ですからね。
その最新の情報が反映されてるわけもなく、最新情報のアップデートと言う点では(当たり前ですけど)肩透かしの内容でした。
まぁ、生成AIとどういう風に付き合っていくのかいいのかなっていうの改めて整理するには、ちょうどいい内容だったかもしれません
生成AIを使うことによって「80点」までの事はできるようになってしまう
人間の仕事はその80点からをどうやって積み上げていくかと言うことになる
基本的な考え方はここですね。
じゃあどうやって「80点」までを出すのか、
それが生成AIとのキャッチボールになります。
本書の大半はそのキャッチボールのやり方に関する具体的な事例になっています。
プロンプトの中に「役割」を入れるっていうのは、もしかしたら今ではちょっと古臭くなってきてるかもしれませんけど、まぁそこら辺は瑣末な話。
とにかく「ざっくり」と対話を始め、そこから徐々に絞り込んでいくというのが生成AIの使い方になる。
…これは僕もその通りだと思います。
僕の使いも方もほとんどはそうです。
まぁGPT 4oになって、マルチモーダルな使い方が結構できるようになってきてるので画像アップしたり、絵を描かせたり、データを読み込ませたりするっていうのも結構増えてるっていうのもあるんですけど。
この辺は最新情報になるので、本書ではカバーされていません
個人的にはChrome機能を拡張してYouTubeなんかとつなげるやり方は、知ってはいたけど、やってなかったので、このタイミングで教えてもらったのはありがたかったです
Copilot + PCなんかが出てきて、パソコンで生成AIを使うっていうのは増えてくる可能性があるので、ここら辺のやり方っていうのはもしかしたら重要になってくるかもしれません
そこまでして情報収集に血道を上げたいかって言うと、まぁこれはまた別の話w。
これからビジネスユースの生成AIってどうなるのかなぁとは思います
本書がカバーしているのも、そのあたりのことで実装化されてくると、こういうことがどんどんどんどん普通になってきて、当たり前に「80点」の仕事がベースになるのかもしれません
僕個人の仕事がそこにどこまで影響されるかっていうのはまぁ何とも言えないかなぁ。
10年後とかだったらあんまり影響なさそうだしw。
これから10年以上現役で頑張らなきゃいけない人は、ここら辺のビジネスユースのほうもカバーしておく必要があるとは思いますよ。
個人で使うって言う点では、もしかしたらそろそろ身近なものになってくるんじゃないかなって言う気はしています。
まずは6月のAppleの発表ですかね?
iPhoneでかなり使えるようになってれば、それは一気に身近なものになると言うことです。
なってくれてると嬉しいんだけどなぁ。
僕個人としてはそちらでの使い方のほうに興味があるところです。
これからの大切な、老後の話し相手になるかもしれませんからw。
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