予想外に「続編」でした:映画評「バッドボーイズRide or Die」
20240630箕面109
バッドボーイズシリーズの最新作。第4作目ですね。
アメリカではかなりヒットしているようです。
確かにそれだけの事はあるかなぁと。
マークが結婚して独身主義を放棄したり、その結婚式で心臓発作を起こしたマーカスが奇跡的に復活したりと慌ただしい毎日を過ごすバッドボーイズ
だが彼らの恩人であり死亡したハワード警部に汚職の疑いがかけられたことから、姿の見えない敵との戦いに二人は巻き込まれることになる。
そしてその戦いに収監されているマークの息子アルマンドも加わることに…
アクション映画ですからね。
ストーリーに関しては、まぁ別にそこまで凝ったもんじゃありません。
主演の2人は格闘技が特に得意と言うわけじゃないでしょうから、アクションの主体は派手なドンパチ。
ただそれだけじゃなくて、カメラワークの新鮮さやシャープなカットでテンポの良いシナリオを支えるところがこのシリーズの特徴でしょう。
4作目になって一段とそれがブラッシュアップ
…それがヒットの要因かな。
ちょっと予想外だったのは前作の第3作とのつながりがかなりあることです。
最初キャラクターの関係性がちょっと思い出せなくて混乱しました。
見るなら、前作の復習はちゃんとやっていたほうが良いですよ。
ヒットの影響かさらなる続編の話もちらほら。
しかしどうでしょうね。
そりゃ作ろうと思えば作れると思いますけど、役者もスタッフも新しいことに取り組んだほうがいいんじゃないかなぁとも。
これだけ充実したものが出来るんであれば、新しい物語を送り出すことだってできるでしょうに。
ここら辺バジェットが大きくなったハリウッドの弊害ってところなんでしょうかね。
いや、続編が制作されたら、僕も見に行くとは思いますけどw。
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