物語が広がっていきそうな展開。:読書録「勘定侍 五 奔走」
・勘定侍・柳生真剣勝負<五> 奔走
著者:上田秀人
出版:小学館時代小説文庫
面白いんだけど、一巻ごとの展開があまり早くないので、「少しまとまってから読もうかな〜」と思ってたんですが、実家の母が「早く続きを送れ」とセッツクので、やむなくw読みました。
「敵」のはずの堀田正盛のところに飛び込み、お互いの「利益」のために協調路線を組んだ主人公。
実家(柳生家)との微妙な関係もありつつ、「商人」としての能力を駆使して、ドンドン人脈は築き上げていく。
一方、世情の方は何やら九州にキナ臭い気配。
そこに柳生十兵衛が江戸にやってきて…
というのが本巻の流れ。
「会津騒動」に話が向かうのかと思ってましたが、その前に「島原の乱」か。
いやぁ、なんかドンドン話がデカくなってくるなぁ。
女性の戦いも、いよいよ乱戦模様になってきたし…。
と思ったところで、「以下、次巻」w。
う〜ん、次までどれくらい待たされるのかしらん?
とりあえず、読み終えた本は実家の方に送りました。
すぐ読んじゃうだろうから、別のシリーズも送るようにしたほうがいいかなぁ。
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