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もしかしたら、もうアップデートが必要かも:読書録「AIで医学書を書いてみた ChatGPTで作る出版の未来」

・AIで医学書を書いてみた ChatGPTで作る出版の未来
著者:忽那賢志
出版:Kindleセルフパブリッシング

コロナ禍で積極的に情報発信をしてくれて、客観的情勢の整理をしてくれていたクツオーこと忽那賢志さんのKindleセルフパブリッシング作品。
コレ以外にも何冊か生成AIで書いた本をセルフパブリッシングしていらっしゃってて、その経験をベースにまとめられた作品になります。



本の概要
AIを使って医学書を執筆し、Kindleでセルフパブリッシング!
本書は、感染症専門医である著者が、ChatGPTを活用しながら医学書を執筆し、実際にKindleで出版するまでのプロセスを詳しく解説する一冊です。

本を書くのは大変だと思っていませんか?
医学分野の執筆は、正確な情報収集やリサーチ、構成の工夫、推敲・編集といった作業が不可欠であり、膨大な時間と労力が必要です。しかし、AI技術の進化により、そのプロセスが大きく変わりつつあります。本書では、ChatGPTを活用した医学書の執筆方法と、Kindle Direct Publishing(KDP)によるセルフパブリッシングの実践的なノウハウを余すことなく紹介します。

本書で学べること:

AI執筆のメリットと限界:AIを活用すると、執筆の効率は飛躍的に向上しますが、注意すべきポイントもあります。本書では、AIの強みと課題を整理し、実際に使いこなす方法を解説します。
医学書執筆のプロセスとAIの活用法:ChatGPTをどのように活用すれば、専門性の高い医学情報を整理し、わかりやすく伝えることができるのか。その手順を詳しく説明します。
AIと人間の役割分担:AIはあくまで「補助ツール」です。執筆において人間がどこまで関与すべきか、どのように校正・編集を行うべきかを掘り下げます。
Kindle出版の実践ガイド:KDPの基本から、表紙デザイン、フォーマットの調整、価格設定、プロモーション戦略まで、初心者でもすぐに出版できる方法を徹底解説!
実際の販売データと成功事例:著者自身が実際にAIを活用して出版したKindle本の売上データをもとに、AI執筆の可能性を検証します。
医学分野でAIを活用した執筆を考えている方、セルフパブリッシングに興味のある方にとって、実践的なヒントが満載の一冊です。
AIとともに執筆の新時代へ、一歩踏み出してみませんか?

(Amazonより)



まあ初心者向けですかねぇ。
chatgptは僕も毎日使うようになってるんで、それを使って医学書を書かせる場合、

事実関係・最新情報のチェック
表現の統一
読みやすさの編集


…ってのは、「まあ、そうだろうなぁ」って感じ。
むしろここら辺はDeep Search や推論モデルで情報の正確性がドンドン上がってるタイミングですから、そこら辺がどう言う風に変わってきてるかあたりに踏み込んで欲しかったなぁ、と。
この記載パートはなんとなく似た主張の繰り返しみたいに読めるトコもあるんですけど、そこら辺は長期記憶の問題も絡むかな。
コレも早晩クリアされそうなハードル。
最新バージョンでアップデートとかしたらどうでしょう?
ちなみにフィクションについては、最近こう言う事案も。

ほんと日替わりで変わってます。


初心者向けと言う意味では、「Kindleセルフパブリッシング」は全くやったことないんで、
「へぇ」
って感じでした。
いや、出版とかせんけどw。
でもまあハードルが無茶苦茶下がってるってことは、なんとなく分かりました。
ただまあやっぱり「編集」はあったほうがいいかもなぁ。
自分だけで読みやすさをチェックするってヤッパ難しいでしょう。
それともそれもそのうちAIが…。


unlimitedになってるので、登録してる人で興味があれば目を通してもいいんじゃないか、と。
買ってまでは…うーん、どうかなぁ。
もうチョイ、生成AIのレベルアップが落ち着いて整理されてからの方が良いかも。
とにかく日替わりなんでねぇ。


#読書感想文
#AIで医学書を書いてみた
#忽那賢志

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