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#百万石の留守居役

義父と妻が大活躍!…で締め。:読書録「百万石の留守居役 乱麻・要訣」

義父と妻が大活躍!…で締め。:読書録「百万石の留守居役 乱麻・要訣」

・百万石の留守居役 乱麻・要訣
著者:上田秀人
出版:講談社時代小説文庫

16巻・17巻…にて、このシリーズも終了。
本多政長の上府中に国元で暗躍した長一族の陰謀を、息子の主殿が叩き潰し、
琴姫に手を伸ばした紀州藩主・徳川光貞の横暴を跳ねつけ、
裏で策謀していた大久保加賀守の歪んだ矜持にグサリと釘を刺す

…って展開ですが、絵図を描いたのは本多政長・琴の親娘で、主人公の数馬の方は、乱闘騒ぎでは見

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引き続きジジイ(本多政長)大活躍、です。:読書録「百万石の留守居役 愚劣・布石」

引き続きジジイ(本多政長)大活躍、です。:読書録「百万石の留守居役 愚劣・布石」

・百万石の留守居役 愚劣・布石
著者:上田秀人
出版:講談社時代小説文庫

5回目のコロナワクチン接種があったので(12/7接種)、そのあと副反応で休養中にこのシリーズの残り(14〜17巻)をベッドで読む計画でした。
…が、それほど副反応も強くなくてw。
ダラダラ計画が流れちゃって、4巻一気読みはできませんでした。
とりあえずは14・15巻。
残りは年末年始休暇かな。

前巻で将軍・綱吉との謁見を

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「本多政長」が主人公の巻w:読書録「百万石の留守居役 舌戦」

「本多政長」が主人公の巻w:読書録「百万石の留守居役 舌戦」

・百万石の留守居役 舌戦
著者:上田秀人
出版:講談社時代小説文庫

このシリーズは「時間がある時にまとめ読み」と思ってるんですが、前巻の引きがあまりにも「いいところ」過ぎたので、松山から戻って来て読み続けてしまいましたw。

将軍・綱吉に呼び出され江戸に出てきた本多政長が、まずは評定所で大久保加賀守たちと対決し、その後、綱吉との謁見に…と言う巻。
「福井編」から前巻が大立ち回りの連続だったのから

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毎巻こんな騒動が起きてたら、大名は潰れまくりw:読書録「百万石の留守居役」

毎巻こんな騒動が起きてたら、大名は潰れまくりw:読書録「百万石の留守居役」

・百万石の留守居役 忖度・騒動・分断
著者:上田秀人
出版:講談社時代小説文庫

上田秀人さんの作品は母が気に入っているので、弾丸帰省に合わせて読み置いてくるために急いで読みました。
2日で三冊…の読みだったんですが、1日目で読み終えちゃったけどw。

10巻(忖度)・11巻(騒動)は<福井編>。
藩主(前田綱紀)暗殺未遂事件の「裏」を炙り出すために主人公(瀬能数馬)が福井松平藩に赴き大活躍!

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主人公も少しは成長しているようです:読書録「百万石の留守居役 使者・貸借・参勤・因果」

主人公も少しは成長しているようです:読書録「百万石の留守居役 使者・貸借・参勤・因果」

・百万石の留守居役 使者・貸借・参勤・因果」
著者:上田秀人
出版:講談社文庫

シリーズ6作〜9作。
7・8・9の3作は昨日のワクチン副反応の様子見の間に読んじゃいました。
ちょっと頭がボーっとしてるけど、寝続けるのはなぁ…って感じの時に読むにはちょうど良い感じw。

本作は前田綱紀公の継室問題(「再婚」話みたいなもん?w)を巡ってのあれやこれやで、主人公は会津に行かされたり、参勤交代の役目を仰

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トントンと読み進めることが出来ますが、意外に物語は進展しないw:読書録「百万石の留守居役 新参・遺臣・密約」

トントンと読み進めることが出来ますが、意外に物語は進展しないw:読書録「百万石の留守居役 新参・遺臣・密約」

・百万石の留守居役 新参・遺臣・密約
著者:上田秀人
出版:講談社文庫

「百万石の留守居役」シリーズの3巻〜5巻。
1・2巻で酒井雅楽頭の謀略(加賀藩主を5代将軍とし、加賀藩を取り潰す)を前田綱紀・本多政長主従が潰し、その手足となった主人公(瀬能数馬)が江戸留守居役に任じられる顛末が描かれました。
このプロローグ編に続いて、この3編では「綱吉の将軍就任」までが描かれ、それを背景として幕府の最高権

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加賀に本多家があるのは知ってましたが、正信の系譜と言うことは迂闊にも知りませんでした:読書録「百万石の留守居役 波乱・思惑」

加賀に本多家があるのは知ってましたが、正信の系譜と言うことは迂闊にも知りませんでした:読書録「百万石の留守居役 波乱・思惑」

・百万石の留守居役 <波乱><思惑>
著者:上田秀人
出版:講談社文庫

「勘定侍」シリーズを母と僕は楽しんでるんですが、執筆中のシリーズなので、ナカナカ次が出ない。
80過ぎの母が楽しみにしているようなので、上田さんの既に完結しているシリーズを母に読んでもらおうと思い、チョイスしたのがコレ。
いや、世評に高い「奥右筆秘帳」シリーズにしようかと思ってたんですが、僕がちょっと1巻から先に進めなかった

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