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惹かれる-すずころ日和 淡い想い-

惹かれる。この意味を調べたのは初めてかもしれない。

(心が)引きつけられる。魅せられる。

翻訳機能より

「なんとなく、いいな」
そう思う人がいる。
「なんか、素敵だな」
そう感じる人がいる。

そんな人と、そう日常のどこかで毎日、もしくは時々見かけたり、会えたりするとちょっと心が弾む。

「惹かれる」人。

そんな人がふとした時にできたりすると、日々がちょっと彩る。

仲良くなりたい、とか。
親しくなりたい、とか。

そういうのとは違って。そう、たまたま話せたりしたりで十分。
好き、とは違う。その人を考えて、想い馳せる…という若いころと違う。
なので恋、ではないのだろうな。

「あの人ってもう何年か前に結婚したよ」
先日、とある人から聞いた言葉にちょっと心がドキッとした。
今はもう接点がないけれど、数年前ときどき仕事でお会いする人。
なんとなく、そう話し方とか佇まいに「惹かれ」る。
会えた時は心がウキウキした。

そう、それだけ。

「結婚した」と聞いて、そっか。と一瞬心がざらっとした。

帰り道、一人でふと思う。
好き、とか恋ではないと思う。でもなんか心惹かれた人。
結婚して、好きな人と一緒になれてよかったね。
幸せになって、今は子どももいるかもな。

ああ、これが「好きなアーティストの結婚にショックを受けるファン心理」なのかも、と思った。

そう思い至ると、なんか可笑しかった。

芸能人の恋愛や結婚は全く否定しない。
むしろ「よかったね!」と安心できるベースを作ってよりよい活動をしてほしい、そう思う。

なまじ身近に知っている人、だからなのか。
自分は結婚しているし、もちろん旦那さんが一番。なのに、それを差し置いて
身近にちょっとした「推し」的存在の結婚にはザラんとした心。
なるほど、心とはかくも身勝手なものだ。

自分が幸せで、好きな存在。がいても魅力的な人をみつけて嬉しくなるのもよし、とは思う。だって、ウキウキの元だもの。

でも結婚、ときいてザラっとした気持ちを持つのはちょっとイヤだな、とも思う。

そんなことを考えた翌日。
ふと自分が結婚した頃を思い出した。
新しい職場に入って半年ほど。ちょうど20代後半で久しぶりの女性入社ということもあってか、男性の多い職場でもあり、言葉的にちょっとチヤホヤ扱いだった(ようにも思う)。独身の男性も多かった。

「誰か、私の結婚を聞いて心がざらっとしただろうか」

真実も真相もわからない。ただの妄想である。
ただそう思うと、もしかしたらー?

あなたももしかしたら、誰かの淡い「惹かれる人」かもしれません。
そう思うとちょっと楽しい。
今のわたしもそう「惹かれる人」となれてたら、なんかいいかも。

恋とか、好き。とか色恋とは違う対象の、魅力的な人。
あなたはいかがでしょうか。
そんな人、いますか。
そう思ってくれてそうな人、いますか。

日常の彩り。

今日はちょっといつもと違う雰囲気でした。
厚手の洋服に身を包み、モコモコしながら過ごす毎日。
あなたはお変わりないでしょうか。
今日ものぞいてくださり、そして最後までお付き合いありがとうございました。

では、また。
皐月

⭐︎オマケのすずサンと最近の珈琲⭐︎

会心の笑顔♪

下の子撮影
最近手に入れた夕方and夜用珈琲

残念ながら私は2回目ないかな💦
珈琲感がほとんどない感じがします





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