テクノロジー「人類監視カモメ」
【泥棒カモメ】
カモメが人の食べてる物と
あえて同じものを識別して
好んで盗んだり奪ったりして
食べる事が判明しました。
この事を証明するために
サセックス大学の神経行動学の
教授を務めてるポールグラハム氏が
実験を行いました。
実験方法は
砂浜のカモメから数m離れた地点に
色の違う2つのお菓子の袋を置き
お菓子がある事を解らせます。
そして研究者が
そこから少し離れた場所に座り
研究者が置かれた2つのお菓子の内
どちらかかを持ちます。
するとカモメの95%が
近くにいる研究者と同じお菓子と
同じ種類のお菓子をくわえて
持って行ってしまったのです。
この事からカモメは
研究者が持っているお菓子を
砂浜に置かれた2つのお菓子から
同じものを認識できたのです。
しかしお菓子を盗んだカモメは
みんな大人のカモメばかりで
子供のカモメだと狩りスキルが低く
盗みにこれなかったとの事です。
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【認識能力】
この実験でカモメは
人間が触れてる物体に照準を合わせ
常に追跡できる事が判明し
人類がカモメに監視されてたのです
しかもカモメたちは
街中にある色々な物体を
人間が持ってる物と同じ物なのか
識別し判断する能力があったのです
人間が持ってるものと同じ物が
どこかに置いてあるだけなら
危険度が低い置いてあるだけの方を
盗んでいきます。
カモメの異なる物体を比較し
同じ物かどうか判断する能力は
他の鳥の物体を追跡能力と違い
更に高い認知能力があったのです
以前から科学者たちは
街の広場にある出店のアイス屋で
カモメがお店のアイスを奪う事が
とても不思議でした。
今回の実験でこの不思議が解決し
どうやらアイスを購入した人が
広場のベンチに座って食べる姿を
カモメが遠くから監視してたのです
そして人が食べてるアイスと
同じ種類のアイスを識別し
それがアイス屋にあると解って
あえて同じ物を狙い奪ってたのです
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【人との共存】
ヨーロッパにいるセグロカモメは
海岸や河口に生息していますが
近年都市に近い場所でも巣を作り
繁殖するようになりました。
そしていつの間にか人間と
カモメ側がうまく共存し始め
どんどん増えて行き
日本の公園の鳩状態になってます
その過程でセグロカモメは
人間の食べ物を積極的に奪う行動を
いつの間にか身につけてて
高度な知能を持ってました。
過去の研究では
カモメが学校の昼休みを狙って
食べ物を盗みに来ることが
しょっちゅうあったそうです。
更に人間がしばらく手に持った後で
地面にふと置いた食べ物を
ここぞとばかりに狙ってきて
盗んでいく事が解かってます。
セグロカモメが人間と頻繁に
接触するようになったのは
約80年前からと言われてて
今に始まった事じゃありません。
しかもカモメの能力は
人間と共生して発達したのではなく
もともと備わっていたものだと
考えられています。
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