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就職活動はせっかくだから優良企業から悪徳企業まで片っ端から全部受けてほしい3つの理由
2021年夏、転職活動をすることになった。
通常であれば転職サイトやエージェントを通じて「自分に合った」「希望条件に合致した」会社に照準を合わせるのが一般的な手順だと思う。
でも今回僕はあえて
入ってみたい会社も、入りたくない会社も、福利厚生しっかりしてそうな会社も、ネット上で散々苦情クレームを言われている悪徳企業も、とにかく全部受けてみて東京の希望職種が一体全体どうなっているのかを俯瞰して見てみたいと思った。
そうしたら想像を超える収穫があったのでここに記録しておきたい。
この手法は新卒の就職活動でも中途転職活動でも大いに役立つと感じたのでよかったら読んでみてほしい。
①面接の場数を踏みまくって強くなる
数多くの面接をひたすら受けると良い意味で一社一社を受けることに対するプレッシャーが軽くなり、「次どの会社だっけ?場所は?」と言う具合で肩の力が抜けてくる。
しかも受ける会社は入りたい会社・面白そうな会社・絶対に入りたくない会社・オフィスだけ見てみたい会社・・・などが混在しているので別に落ちたって良いのだ。
えっでもその中に本命の会社もあるわけでしょ?と思われるかもしれない。
例えば、絶対落ちるわけにはいかない、是非入りたい会社だけ絞って3社エントリーしたとして、1社ずつ受けては落ちて...を繰り返す様子を想像してみてほしい。
めちゃくちゃ消耗する。消耗して、落ちるたびにプレッシャーが増していき面接の態度は硬化して必死になっていく。結果的に良い形で面接に臨むことができない。
残念ながら就活は巡り合わせなので、受かるか落ちるかは運と相性としか言いようがない。それならば、できるだけ自分らしい形でせめてリラックして本来の力をきちんと出して面接に臨むが最善だと考える。
僕は常々、後輩が面接がうまくいかず落ち込んでいるたびに「その会社は君に相応しくなかっただけだよ。会社が君を落としたんじゃなくて、君が会社を落としたって思ってもいいんだよ」と声をかけてきたが、まさにそういう意気込みだ。
もしあなたがマッチングサイトで1000人くらいの異性と出会い場数を踏んでいったら、1001人目くらいからは「どう?合わない?じゃあバイバ〜イ」って言えるくらいの軽快さが身につくはずだ。そんな感じでいいのだ。
会社側だってとりあえず求人して、採用不採用を無常に振り分けてるわけだから、こちらにもその権利はあるわけだから。株式会社は日本に213万社あるので、落ちるのに落ち込んでいたら馬鹿みたいだ。
そして面白いことに、面接時に「別にここ落ちたって構わないんですけどね 私と御社が合ってるかどうか知りに来ただけなんで」くらいの態度でいた方が受かったりする。これは面接の時に肩に力が入らずリラックスして自然体で話せるからなのかもしれない。また、この姿勢でいると後々給与交渉になった時に強気に出やすいと言うメリットもある。
まずは場数を踏もう。
②業界の「今」がわかる
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