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なぜ植物ばかりを撮り続けるのか


最近はカメラで写真を撮りに行く=植物写真を撮りに行く
くらいの頻度になっていて、囚われたように植物の写真を撮り続けています。木でも草でも、とにかく植物が好きです。


新宿御苑


中でも好きなのは温室で、南国の植物が好きとかそういうことではなく、音質のような巨大な人工物の中に巨大な植物がひしめいている様を見ていると"萌え"を感じるのです。廃墟好きとか遺跡好きとかと趣向性は同じかもしれません。

植物が好きというと、地球に優しいとか、オーガニックを心がけるとか、緑化を進めるべきだとか、そういう方向の人なのかと捉えられると嫌だなぁ…と思っているのですが、僕が植物が好きなのは、少しでも放置するとどんどん増殖して人間が作った環境なんか覆い尽くしてしまいそうな"ヤバさ"なのです。



完璧に人間に管理された温室などは特にその感じが出ていて、隙あらばガラスを突き破って東京を覆い尽くしてしまいそうな植物を見ていると恐ろしくもありワクワクする気持ちも感じてしまうのです。

僕の作品は植物単体の写真も多いですが、同時に人工物と植物のセット(特にガラスと植物)は非常に多く、知らず知らずのうちに関心が向いているんだなあと思ったりします。



温室は必ずガラス張り+植物の組み合わせなので、その構図の写真が撮りやすく、自然と足を向ける頻度が増えました。東京・神奈川の植物園はほとんど行ったので、今度はそれ以外の植物園にも行ってみたいです。



新宿御苑は前に値上げをして、大人1人500円になってしまったので、年間パスポートを購入しました。年パスは2000円なので、4回(1シーズンに1回)いけば元が取れるのです。なので新宿御苑に訪れる機会が一番多いです。行くたびに温室にも行くのですが、行くたびに新しい発見がある…と言いたいところなのですが、そこまででもなく、温室は屋外のように明確な四季が感じられるわけではないので多少飽きがきます。
やはり規模が大きくても小さくても初めて立ち入る植物園のワクワクには変え難いところがあると言えます。



そんな通い詰めた関東近辺の植物園を詰めまくった写真集を作成中です。


植物好きがNikon Z30だけで作った写真集がこちら



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