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オールドコンデジを始めよう
LUMIXが15年前に発売したオールドコンデジを使っています。
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常にポケットに入れたり鞄に忍ばせたりしてガシガシ使っているので年季が入っています。中古で買ったときに流石にバッテリーが心もとなかったので、Amazonでサードパーティーのバッテリーを購入して差し替えて使っている状況です。充電は見たこともないような形の端子を繋いでUSB充電。電池持ちはすこぶる良好です。
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「良い写真」がどんな写真なのか僕には分かりませんが、近年の100万円のカメラで撮った1億万画素の写真とかを見ていると、「僕はこんなに視力良くないな…」と呆然としてしまいます。
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僕の目は最新のデジカメみたいに素早く動くものを追尾したり、遠くの人物が誰なのかを判別したり、走りながら画面の揺れを補正したりすることはできません。
いつの間にかカメラは人の視力の性能を抜き去ってしまったのではないかと感じるのです。
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noteでもオールドコンデジ愛好家が撮った写真ってなんだか刺さるのです。あのボケボケした感じとか、色がすっ転んだ感じとか、どこか愛おしくて、その不完全さがあまりにも人間臭いというか、「いいなぁ」って思うわけです。
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また、オールドコンデジを構えたときは上手く撮れるかとか、綺麗に撮れるかとか、そこに一切の期待がありません。冗談みたいな話ですが。
ただ、心が動いたときにカメラを取り出して撮る。カメラって本来そういうものじゃないですか。
そういう意味では僕のオールドコンデジによるスナップシュートは何よりピュアで、心が動いたものをそのままのノリで撮っているわけです。だからこそ見返した時に面白い。心にも残る。
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オールドコンデジの記事は書き続けているのでぜひ読んでみてください。
今日はここまで