言葉は力そのもので、

太宰府は令和を記せし時の鄕直き風吹く新しき御代
（DAZAIHU HA REIWA WO SHIRUSESHI TOKI NO SATO NAOKI KAZE HUKU ATARASHIKI MIYO）

新しい時代の新しい風。
 
それはきっと、混じりけのない素直さに満ちた
心地よいものだ。
 
洗練されていて澄んだこの元号が表すものは、
新しいけれど本来あるべき日本の姿。
 
美しい言葉と思想と行動で、世界を調和に導く
先導者として役割を果たしてゆく。
 
けれどもそれは一方的な正義感を押し付けたり
何かを強要するような窮屈なものではなく、
世界をよりよくするための純粋な動機と真心によって
温和に進められるだろう。
 
万葉集に載せられた、太宰府に縁のある麗しい言葉。
 
言葉は力そのもので、日本語には本当に霊力があって、
未来を形作ってくれる。
 
令和の時代に生きる一人一人が、健やかな心と感覚で、
これからの世界を優しく彩ってゆくだろう。