23.時間を持て余す! 入院生活を過ごしやすくするアイデア
■必要なメモ帳とペン
どうやら胃がんの彼は、入院して手術を受けることになったようだ。彼から、このカフェに行きたいと私に言ってきた。のぶさんが、カウンターに横並びに座った私たちをやさしく迎えてくれる。
「あれから、入院して手術を受けることになってしまって……」
彼がのぶさんに切り出した。
「そうですか。それならねぇ、持っていくと便利なものを挙げてみましょうか」
なんだか講義みたいだ。彼がメモ帳を取り出した。
「まずは、まさにそのメモ帳とペン。気づいたこと、医師に言いたいこと、検査の記録、家族に伝えることなどを書き込むんです。お薬手帳は病院に預けてしまうので、自分では書き込めないと思います」
なるほど。自分で記録するというのは、いつものぶさんが言っていることだ。
「他には……」
のぶさんが次から次へと挙げてきた。
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読売新聞ヨミドクターでは読みやすさが定評。その連載内容を含め、今日からできるアイデアが満載。もしかしたら、あなたの人生が、生き方が変わるかもしれません。
のぶさんのペイシェントカフェ
500円
和モダンカフェ。マスターとの会話。マスターは患者の立場から今の医療をうまく活用しているノウハウを、コーヒーとともにあなたに教えてくれる。「…
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