#211 面白半分日記44 毎日がボイストレーニング
こんにちは、チンパンジーセンセーです。
普段の授業では200人規模の大講義室でもマイクは使わない。
腹式呼吸で発声すると、吐く息の量をコントロールしやすくなり大音量も出せるし、ロングトーンを維持できる。
歌手じゃないんだからロングトーンは必要ないのか・・・・
何より、喉に負担をかけずに声を出せるし、話の内容に応じて低音域から高音域までの声色を縦横無尽に出せて感情表現が豊かになる。
声優じゃないんだから・・・・
ところが、である。
あと1年もすれば前期高齢者なわけで、近頃、喉にエヘン虫がいることが多くなってきたのだ。
話している最中に喉がいがらっぽくなり
「ン、ン、ウーン!」と咳払いをすることがある。
「あのぉ~」「え~っとぉ」に次ぐノイズである。
授業に熱が入って、ついつい高音域に突入することがある。
そうすると声が裏返ってしまう。
思わずセルフツッコミする。
「ヨーデルか!」
学生たちは笑う。
Z世代の笑いのツボがわからない。
でも芸人じゃないからいい。
些細なノイズは聞き手の思考を中断させる。
ハイトーンボイスでMrs. GREEN APPLEを唄うなら、喉の調子を整えておかないと、ボーカリストとして通用しない。
こんなところにも衰えを感じるなんてショックだ。
息子達が使っていたグランドピアノが家に眠っている。
それでボイストレーニングして加齢を遅延させようと思う。
「ピアノ売ってちょーだい♪」
中古ピアノのバイヤーに転身か?