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新聞から気になった記事を3つチェック、みんなで意見交換 木曜2限⑩

6月23日木曜2限の「スタディ・スキルズ講座」の第10回、参院選公示の翌日の授業でもあり、新聞を読んで気になる記事でネタに話し合った。
<ふりかえりを自由に書いてください。>

【1年】
◆第10回の授業では各自持参した新聞記事をもとに選んだ3つの記事を班で共有し意見交換をチーム内で行うものでした。僕が選んだ3つの記事は次回に紹介します。今回の発表でも様々な意見が出ました。また参議院選挙を控えていることもありニュースでも参議院選挙に関することが多々取り上げられていました。僕も積極的に選挙に関心を持ち、参加していきたいと思います。

◆グループで新聞の内容をそれぞれ話し合いました。新聞に内容に同じものがあっても人によっていろいろな意見があるのだなと思いました。多角的に物事をとることができてよっかたです。また、新聞の内容にすき家は好業績で吉野家は不振と書かれた記事があって比較して吉野家をマイナスな印象にしているのかなという風に感じました。

◆今回は持参した新聞の中から気になるニュースを3つ選び、それについてグループで意見交換をした。自分は沖縄慰霊の日、参院選に伴う各党の主張、共通テスト当日の傷害事件の加害少年の逆送についての3つのニュースを選んだが、無意識に選んだためやはり内容に偏りが出てしまった。新聞によるニュース情報の取得については、参院選について各党の主張が一覧にまとまって載っていたため新聞では政策や意見の違いを比較しやすいように感じた。また新聞社ごとに意見や論調が異なり、情報を受け取る側の感性も違うため解釈の内容に差異が生じることも興味深かった。同じニュースでも新聞社ごとに抽出箇所が違ったり、同じ記事でも受け取る側の視点が異なったりするので、回し読みなどもうまく使って自分一人では考えつかないような様々な意見をグループ内で共有できるようにしたい。社会の動きや政治情勢を知ることももちろん大切だが、毎回目に留まる分野が片寄っているためもう少し視野を広く持って関心の幅も広げるようにする。自分は経済学科に所属しているので経済系のニュース、特に物価の波や金融政策、株価などは今後意識的にチェックするように心がけていきたいと思う。

また、参議院選挙が近いため自分が思うことを少し書きます。自分は早生まれで成人になったばかりなので、今回の選挙が人生初の選挙権を行使できる機会になります。自分は今回選挙に行くつもりですが、周りの友人とこの話題を話していると選挙には行かないという人も一定数います。今回授業で同じグループだった中にも選挙に行かないという人がいました。行く行かないは個人の自由だと思いますが、行かない理由に「自分が投票しても何も変わらないと思うから」を挙げていた人がいることに若干の残念さを感じました。同じ一票なのでどの年代も票の価値も同じはずであり、自分は若者の一票に意味がないとは思わないからです。この時期になると投票を呼び掛ける広告などを目にする機会も増えますが、それでも投票率が増えないのが現状です。私たち一人ひとりが社会にもう少し関心を持ち、自分の意見を政治に反映できるという実感を持つことが重要なのではないかと考えます。そのためにはやはり教育を通じて社会を構成する一個人としての自覚、政治に自分の意志を反映できるということをしっかり認識させることが大切なのではないでしょうか。若者の政治参加、つまり投票による国政参加を促すためには、主権者教育をもう少し根付かせていくことが今後さらに必要なのではないかと考えています。

◆私の班の人たちは、注目した記事が全くかぶらなかった。人それぞれ気になる記事が異なるのは面白いなと思う。私は普段あまり新聞を読まないので、今回の授業はいいきっかけになった。最近はインターネットが普及してきている一方、インターネット上の情報の危うさなどが問題になることが多い。しかし、私は、新聞を読むときも、その情報が記者によってゆがめられたものではないかということを注意する必要があると思う。悪意のある書き方で世論を操作することも可能である。新聞でもインターネット上でも、やはり一番いいのは、複数の媒体を比較することだと感じた。

◆今日は各々新聞を持ち寄ってそれについて意見を言い合った。新聞は家で購読していないので友人に紙面を1枚もらいそれを読んだが、新聞は使える部分など限られているため短い文章量で事柄の細かい部分を把握するのには最適なコンテンツだと思った。スマートフォンなど電子機器の普及により、新聞社も電子版をリリースするなど新聞業界は苦境に追い込まれていて先行きが見えない業界だと考えていたが新聞には新聞の良さがあると知り興味を持てた。

◆今回は皆で新聞を読んで話し合ったが、やはり皆着眼点が違って面白かった。それぞれの新聞によって取り上げるニュースも違うし、同じニュースであっても書き方が異なっていたのも興味深かった。最後に参院選に行くかどうか少しグループで話したが、興味がなくきっぱり行かないという人と、家族みんなで政治家のマニフェストを見て話し合い投票するという人がいて同じ年代でも政治への関心は大きく異なるのだなと感じた。

◆今回は自分の気になったニュースをグループで発表しあってそれについて話し合った。参院選公示の翌日ということもあり参院選についての話題も出た。その中でも賃金についての話はバイトをしている人が多かったので盛り上がった。私のところは他と比べて時給が安いらしく悲しくなった。まだ誰に投票すればいいか決められてないしどんな候補があるのかも知らないので投票日までにしっかり調べてきちんと考えて投票したい。

◆私たちの班では、参院選公示の記事を選んだ人が多くいた。私も含めて今回から選挙権資格がある人が班の中に多かったこともあり、みんな自分の持つ一票の重さを感じ、選挙に真剣に向き合えていた。私は今まで若者の投票率の低さの原因がわからないでいたが、選挙権を持ったいま、その原因が少し見えた。それは、投票するにはそれなりに知識を持っている必要があり、そのためには自分から積極的に情報収集を行う必要があるが、若者はそれをやろうとせず、最終的にどの候補者に投票すればよいのかの決断をすることができずに、投票に行かないのではないかということだ。私もいま情報収集をやっている最中だが、政党ごとに政策にも違いがあり、整理するのに時間がかかっている。そのため、投票率を上げるには、現在のように「一票の重さ」を教えることも大事だが、政党ごとの政策の違いや、その政策に至る背景知識を教えることを中高の学習指導要領に盛り込むなどの検討が近道なのではないかとも感じた。
記事に関して、特に私が気になったのは、女性の立候補者が人数、割合ともに過去最高であることだ。日本は、他国と比べて全体の議員数に対して女性の割合が低いため、今回の選挙を機に女性議員の議席数が増えればいいなと感じた。

◆今日は1人3つずつ新聞記事を選んで討論しました。みんな原発事故の裁判の記事だったり、スーパーのチラシだったり色々なニュースを選んでいました。特に盛り上がったのは選挙に行ったときの話でした。誕生日が遅い人は違いますが前回の衆議院の選挙は僕たちにとって初めての選挙でした。前回行って少し面白かったので今回も行こうと思うという人がたくさんいました。僕も行こうと思います。

◆立てこもりの事件や参院選のことなど色々なジャンルについて話し合った。新聞をみんなで読むと、考えが深まったり、様々な視点から物事をとらえることが出来ることが分かった。

◆非常に有意義な授業でした、これからの大学生活に生かしたいです。

◆それぞれが全く異なる観点に着目をして意見を述べるのでとても参考になった。楽しかった。

◆自分の班ではウクライナとロシアの戦争に関する記事を深掘りした。
ロシアの巡洋艦が沈没し、当初ロシアは火事だと思っていたが実際はウクライナによる無人機の攻撃によるものだったというものだった。
このように無人機だけで攻撃を行う事ができるようになれば、攻撃を行う側のリスクはないと言ってもよく、これによって戦争を行うことのハードルが下がっているように感じた。
また、ロボットの導入が進み、工場がロボットだけでの作業になればよりいっそうこういった無人機が使われることも増えるのではないか、といった意見もあがった。

◆実家でも新聞はとっていなかったので、一人暮らしの今なおさら新聞と縁は無かったですが、今回久しぶりに新聞を読んで、ネットニュースとは違った面白さがあると感じました。直感的に紙面を見て、いろんな記事が書いてあるのが、ネットとは違うなと思いました。選挙に行くかはまだ決めていませんが、行くならいろいろな媒体で情報を集めてから投票に行きたいなと思いました。

◆新聞を持ってくるのを忘れてしまったので友達にかして貰った。
選挙が近いと言うこともあり、政治や選挙関連のニュースが多く取り上げられていた。
また、新聞社によって取り上げる話題や主張が違って面白いなと思ったと同時に、一つの新聞だけを読んでニュースを理解することは難しいと感じた。
自分達のグループでは自分をふくめ正直どの政党に投票するかしっかりと調べたりして決めている人がいなかった。
このような機会を機にもう少し政府や政党に関心を持って一票を投じる事が大切だと思った。

◆今日は自分達で新聞を持ち込み、各々で記事を読み込み、選んだ記事を発表しました。前回のネットニュースと比較して思ったのは紙媒体の方がしっかり分析されているなと感じました。また、そのニュースに付随して関連ニュースも読み込めたのでより理解が深まりました。

◆ウクライナ侵攻や、参議院選挙など世の中さまざまなことが起こっている中で色々な人と意見の交換ができたのはすごくいい経験になったなと思いました。前回も同じようなことをしましたが今回は新たな発見があったりしておもしろかったです。またこの形式での授業を続けてほしいなと感じました。

◆今回のグループワークでは、今参院選でも話題になっている最低賃金を上げることについてで話が盛り上がりました。神奈川県、東京は1000円超えているけどそれは珍しくほかの地域ではまだまだ1000円超えていないところが多くこれからの課題だと思います。そのためほかの国に比べて日本は経済的に少し遅れているのだと思います。ニュースでも見た通り、ほかの国は右上がりで伸びているのに最近の日本は下がっていってるといわれていたので今後は賃金が上がるといいと思います。

◆今日は新聞を持ってきて話し合いを行いました。
それぞれ違う新聞や違う日にちの新聞を持ってきたため、色々な話題が花咲いて面白かったです。
特にNTTの話題ではみんなのアルバイトやインターン先ではどうか?という話まで踏み込めたので色々なことをしれました。
2つ目の選挙の話題では、選挙自体私が年齢が最近まで17歳だったこともあり、私が知らないことまで教えてもらうことが出来ました。
この少子高齢化社会の現代ではどうしても若者が全員票を入れても老人の方が票数が多くてどうしても自分の1票で変わるという感覚が感じられない、自分の興味のない政策や相反してる政策を行おうとしている政党か現職の人しか選べない状況だと入れたい人がいないから投票率も減ってしまう、大学入学後に上京してきたが住民票は地元にあるから投票のために帰るのが大変、そもそも投票がもう少し軽い気持ちで行けるものならみんなは行ってると思う、これらで現代の若者の投票率が減っているのかなというなんとなくの理由も掴めたのが大きいかなと思います。
投票についてもう少し真剣に考えようと思います。

◆普段、全く新聞は読まないのでいい機会でした。自分で読んで、自分で解釈して捉えることになるので
ニュースをただみて受け取るのとは違う新聞の良さを感じました。

◆人それぞれ出違う新聞を持ってきていたが、新聞によって同じ日でも掲載しているニュースが違うところに各紙の特色が出ているなと思いました。

◆今回はそれぞれ新聞を持ち寄って選んだニュースを紹介しました。数日前の新聞の人も多く、一面トップに参院選関係のニュースがあったわけではなかったけど、どこかには載っていて注目度を表しているなと感じました。また石川県での地震や沖縄慰霊の日のニュースの取り扱い方が首都圏に比べて小さかったので、報道の地域差も感じました。

◆グループで自分が興味のあるニュースの新聞を持ってきてそれについて話し合ってみて、みんなが興味を持つ話題はやはり人それぞれ違うのだなと思った。私は新聞をとっていないので、普段紙の新聞を読むことはないのですが、今回の講義を通して久しぶりに紙の新聞を読んでみて、SNSなどで見るネットニュースとはまた違い、それぞれの新聞社によって同じニュースであっても捉え方に違いがあるのだなということを知った。今後は、自分がニュースを読むときにも今までよりもさまざまなものの見方ができるようになりたいと思う。

◆一人暮らしをしてから、新聞というものに触れる機会が無かったしそもそもじっくり読んだことがなかったけど読んでみると意外と熱中して読んでしまい興味深い内容の紙面が多かった。政治のことが全然わからないので選挙権を得たからには興味を持っていきたいと思った。

◆今回の講義で、新聞を読んで内容を話合った事でひと括りに新聞といっても新聞各社で取り上げてるニュースが違ったり、書き手によって同じニュースでも内容が変わったりすることを学びました。
高校の頃、色んな新聞社の記事を読んで違いを発見するといった学習はしましたが選挙前の記事の違いを発見する学習は初めてしました。
各社が同じ政党でも違う書き方をしているのは、やはりとても面白いと思いした。

◆私たちの班では参議院選についての話題も出ましたが、私自身上京してきて住民票を移しておらず参加できないため、別のニュースについて書こうと思います。
私が特に気になったニュースは、ドイツが核禁止条約に加盟できないと表明したことです。一昔前までは、核を持つなんてありえないというのが日本国民大多数の意見でした。しかし現在、核の傘という言葉がトレンドに挙がるほど考えが揺れています。
これからこの問題には注目していこうかと思っています。

◆新聞を読んで自分が取り上げた内容について話し合い、人によって着目するポイントが違ったり、賛成や否定もバラバラで話し合って意見をまとめることの難しさや人の意見を聞き入れることの大切さがわかった

◆普段新聞を読まないため、授業で読む機会があって良かった。
読んでみると意外と身近なニュースであったりしたため興味深い内容のものが多くあり、面白かった。様々な会社のニュースがあったため、就職活動の時のためにも、多くの会社の動きや、日本情勢や世界情勢を知っておくべきだと思った。

◆私は新聞をとっていないので久しぶりに新聞を読んだ。新聞によって取り上げる記事の大きさ
や内容の違いがわかった。参議院選挙はまだ調べていなくて選挙区が変わったことへの影響、1票の格差について気になる。

◆今日は新聞の記事についてグループ内で話し合って、一つの記事でも人それぞれの違った視点が聞けて、またそれに関してグループ内で話を広げていき様々な考えが聞けて面白かったです。特に自分のグループでは試験のカンニングの話からまずは学歴社会が広がっていっている世の中に着目して話を深めました。そこでは学歴にとらわれてしまうとそのプレッシャーから何としてでも合格しなくてはならない、という気持ちになりさらにカンニングをするという行為に発展してしまうのではないか、という風にまとまりました。また、技術進歩が著しい今の世の中で便利になっていく一方で、このような昔にはなかった方法での抜け道を作ってしまっているという事実がある、という話にもなりました。またこの話からさらに学歴社会について、最近ではYouTubeやテレビなどで学歴に対する偏見を口にする人も増えてきて、そのような大きな影響力をもつマスメディアが権力を持ちすぎてしまうと社会によくない流れが出てしまう恐れもあるので、リテラシー力を全員が持つことが大切になってくるのではないか、という話になりました。このように自分の持っていなかった視点から話を広げることができてとても楽しかったです。

◆今回新聞を読んてみて、広告に着目してみたのが面白かった。自分が読んでいた新聞に補聴器や白髪隠しの広告といった年配層向けのものが目立ったので、同じ班の人にもどうだったか聞いてみたら老眼鏡などの広告が違う新聞で見つかったりとありがちな広告のタイプが掴めた。やはり若年層はあまり新聞を取って読まないので、広告から読者層が予想できたのが面白いと感じた。選挙については、投票には行くが正直あまりどこに投票するべきか分からないといった声が目立った。私も高校生の時に授業の一環で政党のマニフェストをチェックしたことがあったが、はっきりとした違いが分からなかった覚えがある。しかし、若者の投票率が増えるだけでも十分な効果があると考えている。若者だって投票をする、政治に影響を持つと政治家たちにアピール出来れば私達世代に優しい政治を行ってくれるかもしれないからだ。私も政党にこだわりがあるわけではないが、できる限り投票をしたい。

◆参議院選挙にて、自民党結党以来初の過半数割れに追い込み、33年前の育児休業法の確立以来の出来事だと聞いて、とても驚きました。あまり政治に関心がないタイプで、衆議院の総選挙の時も親に何となくついていく、といった感じで自分で考えて投票をするという子ことがありませんでした。今回のような出来事を見て、18歳として政治に少しずつ耳を傾けられるようになれたらなと思います。そういうことも含め、日ごろからニュースや新聞を読む、という機会を積極的に設けていきたいです。

◆今回の授業は新聞の内容についてのグループディスカッションが中心に行われた。冒頭で新聞の読み込みを行ったとき、多くの興味深い記事に目を通すことが出来た。その中でも特に気になったのは、酒々井のアウトレットで実施されている自動駐車装置の実験の記事だ。この装置は指定の場所に車を止めれば、勝手に駐車場まで車を運んでいくという優れものだ。だが、無人で操作を行うため、安全性の課題を考え、まだ導入には至っていないそうだ。私は駐車スペースを探す時間が省けるので早期導入を望んでいる。議論の中でほかにも多くの意見が出て、それぞれの違った意見を交換することが出来たので、社会の情勢について考える非常に良い機会になったと思う。

◆この度は新聞紙を持ってくるのを忘れてしまい申し訳ありませんでした。
しかし、新聞一部を友人と分け合ったおかげで、いつもなら見落としてしまいがちな小さな記事や広告も、「こう書いてあるからこの広告に目が行くのか」や「漫画の内容に対する性の多様性を深く掘り下げるとそのように見えてくるのか」など新たな発見があり面白かったです。

◆今回は新聞のまわしよみをした。実家では新聞を取っていたが、全く触れておらず、上京してからはとってもいなかったため、私にとって非常に貴重な機会だった。私は「参院選の記事」「食品ロスの記事」「『人生案内』の記事」を取り上げた。特に「参院選の記事」については、投票率の増加を促している今、若者向けの構成になっているなと感じた。政治のことにあまり詳しくない私も目を引かれるような、全面フルカラーの記事。YouTubeを模して、再生回数の数字が衆参の国会議員数になっていたり、高評価・低評価ボタンの%が支持・不支持率になっていたりと若者になじみ深いものと関連させて興味をもたせるような記事になっているなと感じた。班の中でも参院選についての記事をあげた人が多く、新聞によって表し方が違うのが実際手に取ってわかったのでおもしろかった。伝えたい年齢層に合わせて同じ記事でも全く異なる構成になるのだなと思った。先生から「新聞はみんなで読むもの」という話があったが、全くその通りだと思った。今回のまわしよみで私も感じたように、同じ内容でも記者の伝えたい年齢層や意図によって、全く違う受け取りかたのできる記事を書けるため、記者の意図の根底にある事実を読み解く力が必要になるなと思う。そのためには、感じたことを他者と共有し、様々な視点から読み解くことが重要であると学んだ。伝えたい意図によって、「誰を・何を悪者にするか」を変えることができてしまうため注意して読みたい。

◆今回の授業では各自で新聞を持ち寄り、どんな記事があったかをグループ内で共有し、意見を出し合った。芸能や政治、ジェンダーに関する話題が出てきた。私のグループではあまり意見が対立せず、いろいろな視点からの意見は出なかった。それは、他の人の意見を聞くと新しい意見が思いつきにくくなるからだと思う。また今回のように一つの記事に関する意見を言うときは、先に自分の意見を考えてから他の人の意見を聞くようにしたい。

◆今回は実際に新聞を持っていき、そのニュースに関して話し合った結果、多くのニュースを知ることができました。特に私が注目したのは女性の政界進出を妨げる「票ハラスメント」というものです。実際私も一年前、日本経済新聞に書かれていた記事を見ていたため、とても関心のある話題でした。私が実際グループワークで発言した内容ですが、まず票ハラスメントについてネットでの選挙活動を推進して、直接の接触を避けるべきだとを言いました。新聞記事でも書かれているようにハラスメントをする人は高齢者が多いです。したがって、今後は若者の有権者の投票を重視するべきだと思いました。多くの年齢層からの投票はとても大事ですが、立候補者の立場を考えるとネット選挙が有効な手段だと考えます。そのためには、外での選挙活動とネットでの選挙活動の使い方をうまくすることが重要だとグループの方々と話しました。最終的にこのハラスメントについて話し合った結果、ネットでの選挙活動に絞ってしまうのも従来の選挙よりも劣ってしまうことから、ネットでの選挙活動では、票ハラスメントをやってはいけないという風潮を作ることが重要なのではないかとなりました。そうすることで、票ハラスメントの存在を知り、防止への風潮を世の中に作り出すことができます。このように私のグループでは多くのニュースを共有した後、みんなが気になる票ハラスメントについて深堀してお互いの意見を共有することができたのでとても有意義な時間になりました。

【3年】
◆同じ紙面であっても人によって受け取り方が違うということもわかったし、同じ内容であっても新聞社によって違うという点で、切り取り方に個人差があるというのを強く感じました。伝えたいことをどう伝えるかを紙面の大きさや見出しで工夫し、結果その受け取り方にも個人差が出るというのは、デジタルニュースよりも大きな差を生むと思いました。そうした意味でも、テレビ、新聞、ネットと各媒体が持つ意味合いは大きいと思いました。

◆大きな話題についてはどの新聞でも扱うので、2面3面あたりに個性が出るという意見が面白いと感じた。
参院選についての記事を読み比べたところ読売新聞では若者の目にとまりやすい工夫がされていた。家庭で新聞をとっている場合ではかなり有効であると思うと同時に、購入数自体が減っている今その効果を最大限引き出すには思い切って1面に載せるくらいのことをしても良かったと思う。また、新聞に限らず「わかりやすい」を優先すると何か特定のトピックやキーワードを主張する傾向が強く出るため、都合の良い公約を大きく掲げあまり触れたくない部分については扱わない、という行動がとりやすくなってしまい、投票したい意志と事前に詳しく調べ自分に合った政党を慣れないながらに選ぶ手間を同時に抱える若者は餌食となってしまうのではないかと思った。

◆参院選公示の翌日ということもあり、選挙に関する記事が多かったように感じた。出版社によって記事の書き方が異なり、言葉だけで説明する記事と図や色を多く使用している記事があり、私は政治について詳しくないので図や色がある方が興味深く記事を読むことができた。また、気になる記事は人それぞれで広告に注目する人もいれば、コラムから自分の考えを発表する人など、人の意見を聞くことができ、自分の意見も言うことができ、いい話し合いになったと思う。

【4年】
◆若者が選挙に行かないことが問題になっていますが、仮に若者全員が選挙に行ったとして本当に国が変わるのか疑問に思います。若者が政治に興味を持ち、勉強しようと思うのは素晴らしいことだとは思いますが、選挙に行くことでその成果が得られるかは別の問題だと思います。

◆気になるニュースとしてあげる題材が似ている人が多かった。身近のニュースだと実体験と比較することができ読みやすいからだと思う。政治のニュースを気になるにあげる人もいたが、最低賃金についての政策についてであり、これもバイトをしてるから身近に感じて気になっているのだと思う。

(以上、42人)

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