大企業あるある⑩ 「ゴマスリ・減点評価」
会社員のすずきです。
大企業でぬくぬく働いています。
ぼくの勤務先ではルールや制度がキッチリ決まっています。
ここまで決める必要あるのかな?ってくらい隅々までルールでがんじがらめ。
仕方のないことだとは思いますが、ものすごく窮屈だと感じている人は少なくないはず。
人事評価制度はというと…
人事評価制度も同じように細かくルールが決まっていますが、最終的には上司が相対的に判断します。
ということになっていますが、高卒の職場では完全に上司に気に入られるかどうか、減点されないかで勝敗が決まります。
チームで成果を出す職場が多いので、個人が成果を上げれることが稀だからです。
今までの評価事例
実は縁の下で生産ラインを支えているのはAさんなのに、声がデカくて元気なBさんの評価の方が高いなんてのは日常茶飯事。
遅刻が多いCさんはどんなに仕事をがんばっても評価が低い。
Dさんは大きなミスをしたことで上司が変わるまで低評価。
交通事故を起こしたEさんは今年は評価を下げる。
こんな感じで人事評価は決まります。
もしかしたら大企業とか関係ないかもしれませんが…。
人事評価制度の設計以前の問題
そもそも、高卒上司は合理的判断ができない人が多い。
雰囲気や感覚で決めてしまいます。
もしくは、責任回避できる無難な決定をします。
こうなると人事評価で押さえるポイントは…
失敗をしない
失敗がバレないようにする
失敗しないように仕事を増やさない
上司のゴマスリは徹底
報告会などは積極参加
こんな感じです。
『できる限り仕事はせずに、上司に気に入られるアピールをする』
これが最適解になります。
残念ですが、2023年時点ではこういう結果です。
いくら人事部が素晴らしい制度を考えようと、評価者がバカで覚悟がなければ意味をなしません。
いい人事制度だと思ったんだけどな
今年度からぼくの勤務先は人事制度が刷新されました。
評価にメリハリをつける
年功序列の緩和
がんばった社員が報われる
いうことを聞かない社員は厳しく評価
期待したいところでしたが、ぼくの予想通り評価者がバカなので制度は上手く機能しませんでした。
すごく残念。
証明はぼく。
今のところ、出世は順調です。
自分でもダメだなーって思いますが、意味の薄い仕事に疲弊するくらいなら、適度にサボって上司をヨイショしといた方がラクです。
ぼくが一生懸命働いたところで、大企業の中ではほとんど意味ないですからね。
減点を避けて、上司に媚びろ
めっちゃクソフレーズですが、これが大企業の3割バッタームーブ。
成果とか頑張りとかアウトプットとか関係ありません。
評価者に認知されて、悪いところを見せず、おだてる。
これだけ。
ちょろいね。