3時のヒロイン福田麻貴がつけていた夢を叶えるノートの中身
ご機嫌いかがですか?思考の整理家®の鈴木です。(^-^;
普段、僕は著者としての活動や講演、研修、コンサルなど「思考の整理」をテーマにした仕事をしています。
先日、読んだインタビュー記事で、なるほどなぁって気づきがたくさん得られるものがありました。
それは、売れっ子お笑いトリオの「3時のヒロイン 福田麻貴さん」のノート術についてです。
福田さんをテレビで見るたびに、この人は面白いだけでなく、コメントが的確だなぁ、頭がいいなぁと感じていたのですが、その原因が少し見えた気がします。
努力や人生を切り拓こうとする熱量と、戦略やロジックなどがうまく調和しているように見えるのです。そして、その根底にはノートに書き留める習慣があったこと。
思考の整理家®としてノートを使ってシンプル思考になることや、自分の本質を俯瞰しながら人生を切り拓く指南をする僕としては福田さんのノート術を見逃すことはできません。
いくつか、改めて学びになったことをご紹介したいと思います。
福田さんは、ノートに書くことで自分の中から正解が出てくるというスタンスで、自分をしっかりと俯瞰されています。
特に、この視点はいいね!と思った点は、ノートに書き留める内容を仕事(お笑いのネタ)に留めていないことです。
仕事以外に「人としての魅力を高めること」や「趣味を楽しむこと」などを含め、3つをバランスよく書き込んでいくことで、仕事に人生の比重が偏りすぎないようにしているようです。
これって大事なことで、仕事に盲目的になると自分の肥やしを得ることができません。自分の肥やしがないと仕事も薄っぺらくなります。
ましてや芸人さんという仕事であれば、無味乾燥な日々だと面白いネタにつながることもないでしょう。
その点で、3つの観点(仕事、人間性、趣味)でノートを使って俯瞰することはとても重要だと思うのです。
現在の状況を俯瞰することは思考の整理につながり、今の自分の状態把握と今後の方向性についてもブレがなくなる(時には軌道修正しやすくなる)ため、とっても有益ですよね。
すでに、3年間で書き溜めたノートは20冊になるそうです。
この3年間でどれだけの回数、自分を俯瞰し、思考を整理してきたことでしょう。
僕の持論の一つは、「思考を整理した数だけ成長できる」という言葉を文字通り生きているように勝手に投影してみていました。
また、書くときは、マインドマップやマンダラートなどを活用することで、分解しながら具体的な行動策まで検討するとのことです。
特にマンダラートは大谷翔平が高校1年生の時に、夢の実現の具体策を書き出したことで有名にもなりましたね。あ、福田さんもやっているんや!やっぱり!と僕は思いましたよ。
ちなみに、僕が大谷翔平のノート術について解説したコラムにも書きていますので、こちらもご参照ください。
大切なことは、やみくもにただノートに書き出すだけではなく、自分が実現したいテーマを細分化していきます。
たとえば、キャリアに関してであれば、転職・起業・副業などと書き出し。さらに、起業であれば、「ヒト・モノ・カネ」などと要素を書き出すことで、漠然とした目標や追いかけたいテーマが具体的な行動策として可視化することにつながるのです。
さらに、ノートは誰かに見せることを前提にしていないため、本音で書くことで自分自身をよく知れる点でも効果があります。
自分のことはよく分かっているようで、分からないもの。特に多忙な毎日だと自分を客観視できないですもんね。
自分の立ち位置を時に見失いますし。。。
というわけで、まとめるとポイントは3つ。
1.
ノートを書いて俯瞰することで自分のバランスや現在の状況を客観視できること。
2.
目標達成のためには、大きな目標も小さなサイズに分解することで、目の前の具体的な行動策に落とし込みができること。ノートであれば可視化しやすいから、意識も高まることでしょう。
3.
ノートの場合、自分に素直になって本音を可視化できるため、世間の雑音に振り回されることなく自分らしさが保てること。
これを福田さんのインタビューを見て、改めて感じさせられました。
ノートは思考の整理において最強のツールなのかもしれませんね。
僕自身もノートに関しての本を出しているくらいなので、共感するポイントがたくさんありました。という気づきの共有でした。
著者・思考の整理家 鈴木 進介
P.S.
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