人生をポジティブにするシンプルなノート
毎朝、必ず行うルーチンの1つに、名言を集めたノートを眺めるというものがあります。
僕は、意思が弱いし、飽き性だし、決して気合と根性がいつもあるわけではないと自認しています。
だからこそ、自分は弱いという前提で弱くても頑張り続けられる環境づくりにこだわっているのです。その一つが”名言ノート”から勇気をもらって1日をスタートすることです。
名言ノートを眺めるだけで、嫌なことや凹むことがあっても、混乱した頭を整理し自分をモチベートできるためもう15年くらい毎日習慣化しています。
始めた時はリーマンショック後に売上が激減したタイミングでした。現金残高が急激に減っていく通帳を眺めることほど恐ろしいことはありませんからね。”心の薬”としてもノートが機能してくれたのです。
さて、本日眺めたノートの言葉を1つだけご紹介したいと思います。
それが、「”そ・わ・かの法則”を常に忘れずに!」という自筆で書いたフレーズです。
”そ・わ・かの法則”とは、昔、知人から教えてもらった言葉で書籍としても出ています。ご存じでしたか?
端的に言えば、ポジティブに生きるには「掃除(そ)」「笑い(わ)」「感謝(か)」の3点を大切にしようというシンプルな名言ですね。
突き詰めると、この3つだけでいいかもしれません。
文字面だけ見ると、今さら感がある言葉ですが、自分を振り替えってみた時に、意外にもどれか1つが欠けていたり希薄化しているものです。
そこで、今の自分は3点揃っているだろうか?と自問自答しながら自省を自身に促し、気持ちを切り替えます。
(1)掃除
掃除の効用は様々なところで語られていますが、僕は経験的に掃除のインパクトを知っています。
トイレ掃除についてもコラムを書いたほどですからね。(;^_^A
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掃除でモノを磨くことは、心を磨くこと。身の回りをキレイにすることで心をリセットできること。掃除中は無心になれるので思考が整理されてスッキリすること。
このように、心身を整える上で、掃除はもってこいです。結果として抱えている問題も好転することが山ほどありました。
(2)笑い
これは、何も人を笑わせるという意味ばかりではありません。常に自分が笑顔でいること。これにより、まわりにもポジティブな影響を及ぼし、回りまわって自分にも何がしかのリターンが生まれるというわけです。
仏頂面の人と、いつもニコニコしている人がいた場合、どちらと会話したいですか?どちらの会議に参加したいですか?
言うまでもないことですよね。
笑顔になったから問題が解決するわけでも、人生が好転するわけでもないかもしれません。因果関係の証明なんて科学的に不可能ですから。
それでも、仏頂面よりも笑顔でいることのほうが、確実に良いのであれば、やらないよりやった方が良い。
頭や心が整っていなくても、物理的に笑顔になるだけで自分の気持ちも自然と晴れてきますから、やってみる価値はありますよ。
(3)感謝
感謝とは、当たり前のことを当たり前ではなく有難いほど価値があるものと再認識すること。これが僕の定義です。
他人に対してペコペコ頭を下げることが感謝ではありません。
ご飯を食べること、仕事をすること。これだけでも実は有りえないほど奇跡なのかもしれませんね。
だって、食事を1回とるだけでも、そこに至る関係者の様々な尽力と創意工夫があってはじめて食事というものが準備されるわけです。土壌を耕し、食材を育て、加工し、流通させて入手ができる。
入手するために、様々な関係者の協力があって目の前の仕事をしながら報酬をいただいてはじめて得られるものがある。
こう考えれば、食事ひとつとっても奇跡の連鎖なのかもしれません。これを当たり前のこととしてではなく、奇跡と捉えれば傲慢を防ぐことも可能になるでしょう。
我々が得ている普通の日常は無意識であっても、実は”有り難い”ことなので「ありがとう(有り難とう)」という言葉を、文字通り心底言うことは大切ですよね。
こうして、今日も平凡だけど”自分を清める言葉”を眺めるところからスタートしたのでした。
おしまい。
さて、今回の内容は
いかがだったでしょうか?
少しでもお役に立てば幸いです。
それでは、また会いましょう!
著者・思考の整理家® 鈴木 進介
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