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まだ青々としているネーブルオレンジ

写真はネーブルオレンジです。
この写真は10月上旬に撮影したものです。まだ青々としています。
オレンジ類は病気が出やすいので、なるべく病変している所をまめに管理してここまでの状態にしています。
雑柑は手が掛かります。みかんとほとんど同じ時期に開花し結実しても、収穫や出荷は2月下旬ごろになるので栽培期間は比較的長い品種です。病気も虫も多い品種ですので手間がかかるけれどバレンシアオレンジほど頭抱えるようなストレスは感じず?栽培できています。
ダニ類がつきやすいので、チェックをしてタオルで擦って木の肌を拭きながら見回りをしていきます。
側から見ると妙な事してるな??と思われそうですが、慣行栽培ではないのでなんでも自分で考えて工夫して栽培しています。
今年はいっぱい実をつけたね!とか、去年は病気と虫で樹勢弱らせた木には回復できたね頑張ったね!と声掛けもしていきます。前にも書いたけどこれ結構大事です。昔母が、八朔が10kgも売れないような事が続いていて収穫しては全て腐らせ廃棄してを繰り返していて疲れてしまい、八朔の木に「いっそ枯れてしまえばいいのに」と呟くと木がどんどん弱っていったと話していました。
なので、毎シーズン販売が始まると、「〇〇さんが美味しい柑橘ありがとうと言ってたよ」と頂いた感想もそれぞれの木に声掛けします。これスピリチュアルとかでなく、色々な大学でも実験され植物を罵倒するような言葉と賛美するような前向きな言葉をかけて成長の違いなどを観察しているデータもあります。どうしてか理由は明確ではないが、前向きな声掛けにはプラスの効果があるそうです。

私が尊敬するお米農家さんも、台風の予報時には稲に台風が来るから踏ん張るんだぞ!がんばるんだぞ!と声掛けするそうです。このお米農家さんは昔の品種を育ててらしてかなり丈の高い稲で台風なんかは大敵らしいですが、稲が踏ん張ってくれたそうです。
声掛けだけではもちろんダメだけど、プラスアルファで声掛けは大切ですね。


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