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プリキュア初見による『キミとアイドルプリキュア♪』第1話感想
アニメ『プリキュア』シリーズの最新作『キミとアイドルプリキュア♪』の放送が今日から始まりました!
本日リアルタイム視聴してとても面白いと思い、OPやED、ライブシーンを繰り返し観た上でさらにもう一回通しで視聴しましたので、感想を語っていきたいと思います。
まず、わたしはこれまで『プリキュア』シリーズを全く観たことがありませんでした。
そのため今回の『キミとアイドルプリキュア♪』がプリキュア初見となります。
なぜ『キミとアイドルプリキュア♪』を観ようと思ったのか?
今までシリーズを観たことがないのになぜ『キミとアイドルプリキュア♪』を視聴したのかと言うと、テーマが「アイドル」だったからです。
わたしは普段ほとんどアニメを観ないのですが、昨年ひょんなことから人気アイドルアニメ『アイカツ!』を101話まで(いちご世代のみ)視聴し、ものすごくハマりました。
そして他のアイドルアニメも観てみたいと思うようになり、いろいろ探している中で『プリキュア』の新シリーズがアイドルをテーマにしているというニュースを聞き、それなら試しに観てみようと思ったのです。
予想していたよりもコミカルで笑える
第1話を観て真っ先に思ったのは、「想像していたより笑える」ということでした。
主人公のうたは実家の喫茶店で看板娘兼アイドルとして歌でお客さんを楽しませてきた天性の人懐っこさと明るさを持つ少女なのですが、
変顔もためらいなく披露してくれて、ノリツッコミや笑えるぼやきなどあらゆるリアクションでもって笑わせてくれるキャラクターでもありました。
第1話では妖精プリルンとの掛け合いが多かったのですが、マイペースなプリルンにうたが振り回され、全力でツッコんだりボケにボケを重ねたりするギャグ展開が多かったです。
物語中盤ではうたとプリルンが探している「アイドルプリキュア」を名乗る人物が現れ、突然「おしまい」の文字が出て第1話にしてアニメが完結しそうになったりするなど今度は視聴者が全力ツッコミを入れたくなるようなギャグ演出もあり、とにかく全編にわたって面白シーンが散りばめられていて集中力が途切れることがありませんでした。
「アイドル」としてのプリキュア
プリキュアが「アイドル」とはどういうことかと疑問に思っている人も多いと思います。
少なくとも第1話の時点ではリアルの世界で芸能界に入るというような展開はありませんでした。
妖精プリルンの故郷であるキラキランドの危機を救う存在として言い伝えられている「アイドルプリキュア」に主人公のうたが変身して敵と肉弾戦をしたあと、アイドル風のライブステージを披露して最後に決めポーズでとどめを刺す、というような演出になっていました。
ライブステージは脳内イメージのような描写ではあるのですがCGで描かれていて、会場を埋め尽くす観客を前にうたが持ち歌を歌いながらダンスします。
![](https://assets.st-note.com/img/1738498351-ITa4gPXeGpO7L8EnD1cwd0Q5.png?width=1200)
敵は客席に座らされているのですが、なぜかノリノリで両手にペンライトを持ってうたを応援しているという微笑ましい描かれ方をされていました。
披露された曲は短めではあるのですが、アイドル感満載で楽しく、他のプリキュアたちのステージも早く見たいと思わせてくれるもので、個人的には満足しています。
「かわいい」に「かわいい」を重ねた衣装
プリキュアの衣装もわたしにとってはかなり興味深いものでした。
昨年『アイカツ!』を観た時にも思ったのですが、回を重ねるごとに衣装のパーツが多くなっていき、ヒラヒラ感が増していく傾向がある気がしました。
それはもしかしてCG技術の進歩によって表現できる衣装の幅が広がって、それを最大限に活用するためにそうなっていったのかもしれませんが、
『キミとアイドルプリキュア♪』では初期の段階ですでにかなりパーツが細かく、衣装の裾もヒラヒラと長いデザインになっています。
衣装だけでなく髪の毛もかなりロングでボリュームがあります。
そしてこの衣装や小物、髪型などひとつひとつのディティールがとにかくかわいらしくデザインされているという印象を受けました。
ハートやリボンのモチーフをふんだんにあしらった衣装はピンクとチェック柄に統一されていて、さらにフリルやレースで飾られていて、小さなパールのようなビジューもついています。
かわいいにかわいいを掛け合わせてギュッと詰め込んだかのようなキュートさでいっぱいです。
ヘアスタイルはゴージャスで、おそらくリボンをイメージして一部を結い上げ、残りは背中に垂らしており、金髪で一部にピンク色のメッシュも入っていてとても今風です。
リアルの大人の基準で考えると、ファッションはどちらかと言えば「引き算」をする傾向で、少ないアイテム数でいかに洗練させてみせるかといった点が重視されるのですが、
子供向けのこういった作品ではそれとは真逆の「いかに盛るか」という方向性でファッションコーディネイトされているのが興味深いと思いました。
プリキュアに変身するシーンでは、こういった衣装パーツや小物、髪型などが変身アイテムを操作するごとに順番に装着されていく、
キラキラした華やかなエフェクトで彩られたワクワク感いっぱいの見ごたえある演出になっていました。
今後への期待
第1話は主人公うたがアイドルプリキュアであることが判明するまでの流れをコミカルにテンポよく描いていて、シリーズ初見のわたしでも楽しめる内容でした。
特に「アイドル」をテーマにした点に注目していましたが、臨場感のあるライブシーンには十分満足できましたし、OPもEDもノリのいい曲で特にEDはアイドルプリキュア3人で歌って踊る映像になっていて、期待していたものを全部見せてもらえた気がしました。
次回以降はアイドルプリキュアが3人そろうまでの経緯が描かれ、それぞれの持ち歌と決めポーズをお披露目する回が用意されていると思います。
残りの2人がどういうキャラクターなのかが判明するのかが楽しみですし、楽曲やパフォーマンスも早く見たくて仕方ありません。
懸念点は、わたしが今まで一年以上継続してアニメを観続けた経験がないため最後までついていけるかという部分です。
このnoteではアウトプットと視聴のモチベーション維持のため、できれば毎回感想を書いていきたいと現時点では考えていますが、約50話あるアニメについて都度記事を書いていくというのは結構ハードなので、あまり期待せずたまに見に来ていただければと思います。
これから「キラッキランラン」な『キミとアイドルプリキュア♪』を一緒に楽しんでいきましょう!
ここまで読んでいただいてありがとうございました!