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住宅はいつまでに購入する?

住宅購入の際、銀行からの借入をする方がほとんどです。
住宅ローンは金利や保証料などで各銀行で違いがあります。
基本的には安い金利で借りるのが一番、お得になります。

住宅購入は早ければ早い方が良い??

住宅ローンは最長で35年間組むことができます。
しかし誰でも35年組めるわけではありません。
というのも「完済時の年齢」が各銀行で決まっているからです。
多いのは75歳完済です。(フラット35は80歳完済)
現在、50歳の方だと最長期間は25年ですね。

同じ住宅でもローン期間によって月々の返済額は大幅に変わります。

例えば年収400万円の方の場合(借入3,000万円 金利1%)
35年ローン:84,686円/月
25年ローン:113,062円/月
と月々で3万円の差が出ます。

月々の返済額が上がるということは返済比率にも大きく影響してきます。
返済比率がオーバーすれば借入できる金額自体が減ってしまいます。

75歳完済は現実的なのか?

サラリーマンの方だと定年があります。
多くの企業は60歳、65歳だと思います。
大きな会社に勤めていれば退職金で返済することも可能ですが
何千万という退職金を受け取れる人はごく一部でしょう。

そうなった時に現役時代と同じようにローンの支払いが可能でしょうか?
収入が大幅に減り年金だけではローンの支払いは難しくなると思います。


繰り上げ返済のススメ

住宅ローンはゆとりを持って返済するのがベストです。
なので私は長く組めるだけ組んだ方が良いと考えています。

長く組んで余裕のある時に「繰り上げ返済」をします。
繰り上げ返済をすることで住宅ローンの期間を短くすることが可能です!
そして定年までに住宅ローンを完済するというのが理想です。

定年後に大きな家が不要だなぁと感じれば
住宅を賃貸に出すこともできますし
売却することだって可能です。


無理なく購入ができるのであれば住宅購入は早ければ早い方が良いでしょう。
もちろん購入が遅くなっても
自己資金を貯めるということができる方であれば
問題はないです。
しかし家賃を払いながら貯金をするというのは
現実的には厳しいものがあるのかなぁと思います。

『不動産社長の役立つブログ』
Aplace株式会社

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