「ソーシャルワーカーに求められる基本的なコミュニケーション技術」社会福祉のレポートの参考にどうぞ。
現在、福祉分野にてソーシャルワークに携わり、社会福祉士、精神保健福祉士、公認心理師を取得した拙者が下記の参考文献をもとに「ソーシャルワーカーに求められる基本的なコミュニケーション技術」についてまとめたレポートです。広く発信したいと考え、noteに投稿します。後半部分は有料です。(本文1974字)
ソーシャルワークにおける面接技術
ソーシャルワークにおいて、クライエントを理解することの大切さはいうまでもない。クライエントの理解は、ソーシャルワークの根幹をなすものである。支援の第一歩は、面談からはじまることが多く、これらを通してクライエントと支援者の関係構築がはじまる。そのためにソーシャルワーカーは面談における面接技術が求められる。須藤は、対人援助職である支援者に求められるコミュニケーション力として、「傾聴力」「共感力」「質問力」「説明力」「非言語力」「読み取り力」「要約力」の7つをあげている。
「傾聴力」とは、「相手の話をきちんと聴き、理解する力」である。安心して話をしてもらうために聴いていることを相手に伝える手段として、相槌やうなずき、アイコンタクトや座る位置の工夫があげられる。クライエントが心地よく話せるよう斜めに向き合う方法(直角法)は真正面に向き合う方法(対面法)よりも緊張感がやわらぎ、視線を合わせることもそらせることも簡単にできる利点がある。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?