自分を取り戻すために①~作業内容~
私も毒親育ちの一人。
親がやんややんやと横やりを入れてくることが当たり前で、幼い頃から人格否定や決め付け発言をされ続けてきた。
そうすると『本当の気持ち』や『本当の自分』というものが段々とあやふやになっていき、いつの間にかまったくわからなくなる。
例えば、昔から好きな色は『ピンク』と『オレンジ』だが、母親は未だに私の好きな色は『青』だと思い込んでいる。
「鈴葉の好きな青があったから買ってきた。」
「鈴葉は青がよく似合うからー♪」
という類いの言葉を嫌と言うほど、散々言われてきた。
その意図はわからないが、母は青が好きなようだ。
幼い頃から言われ続けると
「あれ?私、青好きだったかも??あれ?」
と謂わば洗脳状態になってくる。
毒親育ちの方々からは共感を得られるところではないだろうか。
軽いことから重要なことまで、こういった洗脳がまだまだ解けていないのかもしれないと感じることも多々ある。
私もひとりの親になり、子育て真っ最中の身だからこそ、息子の為にも自分の為にも、家族として他者と生きていく為にも、過去に起きた一つ一つの事柄と向き合っていく作業が必要だと感じた。
今向き合わないと私自身洗脳状態から覚めない上に、私を通して息子に引き継がれてしまうかもしれないし、なにより息子や夫と接している中で、本当の自分の気持ちや、ありのままの自分を生きる大切さを漠然と感じられたからでもある。
作業行程は簡単。
自分の心の中にある傷を認めるために、
『いつ(何歳頃)、どこで、誰(父or母)から、何が起こったのか』
を書き出すこと。
最初の一歩はここから始めようと思う。
私が私という人間を取り戻すために。
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