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【東北の温泉】開湯600年を誇る「奥州の薬湯」鎌先温泉と、白石温麺(うーめん)~宮城県白石市

本日(10月3日)、宮城県は秋晴れの一日でした。絶好のドライブ日和…ということで、県南の白石市で、「日本秘湯を守る会」会員の温泉に入り、ご当地グルメを味わってきました。

鎌先(かまさき)温泉の秘湯へ

行ったのは、鎌先(かまさき)温泉。開湯600年以上の歴史があります。「キズに鎌先」と言われ「奥州の薬湯」として、昔から知られていたそうです。

場所は、東北自動車道の白石インターから、西(蔵王方面)へ車で10分ほど。山あいに4軒ほどの温泉旅館と、カフェがあります。

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温泉街の入り口には広い駐車場があり、旅館ごとに駐車場所が割り振られています。

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駐車場から1~2分歩くと…

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今日の目的地、「最上屋旅館(もがみやりょかん)」に到着です。
江戸時代から、湯治場として親しまれ、現在は、宿泊と湯治ができます。
(花巻の大沢温泉の山水閣を思い出しました)

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入り口には日本秘湯を守る会の提灯がありました。どんなお風呂なのか、ワクワクしてきます!

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今日は日帰り入浴をしました。
まずはフロントで入浴料金(1人500円)を支払います。

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フロントに飾られている絵には、鎌先温泉の開湯の由来が描かれていました。

草刈りをしていた男が、鎌の先で温泉を掘り当てたのがきっかけと言われているそう。

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フロントから、ライトダウンされた館内をお風呂まで歩きます。

館内はお掃除が行き届いていて、床もピカピカに磨かれていて、気持ち良い!

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(湯治棟へ入る)

受付がある宿泊棟から渡り廊下を歩き、お風呂がある湯治棟に入ります。

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湯治客用の調理場や、コイン式の洗濯機を発見しました。

廊下を歩いていると、お部屋から女性たちの笑い声が聞こえてきました。
仲の良い人との湯治、楽しそう…


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お風呂に着きました。
外のコインロッカーに貴重品をいれて、女湯へ。
この日は、「三宝の湯」が女性用でした。

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浴室のドアを空けると、温泉の香りに包まれました。早く入りたいと気分が上がってきます。

お湯は茶色で、浴槽は、見たところ6人ほど入ってちょうどいい大きさ。

中に入ると、体に優しくなじむ温度でずっと入っていたくなりました。
私は、温度高めのお湯に慣れるのに時間がかかるので、今日のお湯は合っているようでした。肌もスベスベになった感が。

入浴後は、ずっとポカポカしていて、移動の車の中でうとうと…。
気がつくと助手席で気持ちよく寝ていました。


ご当地グルメ・白石温麺(うーめん)

お昼ごはんは、白石市内中心部の食堂に行きました。「カツ」が売りのお店のようでしたが、今日はご当地グルメ・白石温麺を食べました。

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白石温麺は、細くてツルッとした食感の麺です。9ミリほどと短めの乾麺で、油を使わずに作られているのが特徴

昔、息子が胃病の父親に、油を使わない製法で麺を作り食べさせた、という感動的な由来を持つ食べ物です。(きちみ製麺HPより)

近所のスーパーでも扱っていて何度も食べていますが、茹で時間が短く、油っこくないので、胃もたれ体質の私にとっては、かかせない食材のひとつです。

改めて体に優しい麺だと感じました。
今日は行かなかったのですが…白石には、温麺製造メーカー直営の食事処がいくつかあり、様々な温麺メニューも食べられるそう。
定番の醤油味以外も食べてみたくなりました。

おわりに

白石は、温泉の他にもお城や武家屋敷など、多彩な見どころがある地域と感じます。

仙台や福島からも近い上、高速道路のインターチェンジや、新幹線の駅もあるので交通アクセスも良い。

少し足をのばすと、蔵王にも近くそちらでも温泉などが楽しめます。

特に、自然や温泉好きな方、日本史が好きな方におすすめの街です。

◼️参考HP 

しろいし観光ナビ

最上屋旅館

きちみ製麺

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