ばななさんの記事に共感/カメラを二つ手に入れた話
最近の出来事を書いていこう。
・吉本ばななさんのnoteに共感の嵐
吉本ばななさんのnoteをフォローしている。
彼女の最近の記事の冒頭の部分を読んで、
ああすごく良いなあ、わかるなあ、と思ったので
ここに載せさせていただく。
以下はその記事と、引用。
この記事の中の、特にこの部分↓
これ、すごくそうだなあと思って、
これを言語化できるばななさんって
やっぱりすごい!と一人で感動しておりました。
私が新しいピカピカのカフェや
ホテルの高級アフタヌーンティーよりも
古い喫茶店や古いカフェが好きなのは、
そういう喫茶店では
自分の人生の全ての役割から一旦降りて
心を落ち着かせることができるという
保証や信頼があるからなのだ。
ただただキラキラピカピカしていて
写真映えするようなカフェで
どんなに素晴らしい接客を受け、
高級で美味しいスイーツを食べても、
ここは別にカフェに行きたい時に
行くべき場所ではない、と考えてしまう。
それらは一種のアトラクションのようなもので、
一つの「体験」としては素晴らしいけれど、
カフェ🟰心安らかに過ごす場所
という解釈の私にとって、
そういう場所はカフェとしての意味がない、
とすら思ってしまう。
気を張らなければいけないカフェなんて
何のために行くのだろう。
それこそ、インスタ映えのためか?
そんなことのために
私は喫茶店やカフェを使いたくはない。
そういうカフェにいるとき、
私は「カフェにいる」というよりも、
「カフェというアクティビティを消費している」
といったような感覚に陥る。
店員さんは全員に同じ素晴らしい対応をしてくれて、
ただただ美しいスイーツの写真を撮って。
一見心地よいようで、
一人の人間同士としての交流など
まるで何もないような。
心を休めたいとき、
自分の役割を一旦脇におくことができて、
互いに一人の人間として
何でもない豊かな交流ができるようなお店こそ
居心地が良いなと感じるわけで、
肩書きや身なりをもって
ある程度判断されるようなお店では
心はずっと忙しいままだ。
自分が社長であっても、平社員でも、
医者でも警察官でも役人でも、
どんな肩書きだったとしても、
そんなことは何も関係なく
一人の人間として接してくれるような、
今はそういう喫茶店やカフェが
減ってきているような気がする。
ばななさんの言うとおり、
若い人のやっている飲食店でこういう
「人生の一時休憩所」となり得るようなお店を
最近あまり見かけたことがない。
私は、ホテルのラウンジで高いお金を払って
優雅にアフタヌーンティーをするよりも
(もちろんそういう体験も大事だけど)、
街の小さな喫茶店に入って、
社会的な自分を一旦全部忘れて
街の隙間にもぐり込むように
ひっそりと時間を過ごすほうが断然好きだ。
インスタ映えよりも、
社会的なステータスよりも、
ただの人間同士としての
ささやかな交流を大切にしたい。
喫茶店に来ている全ての人には
それぞれの人生・事情があって、
でも喫茶店の中では各々が
思い思いの過ごし方をしていて、
お店のほうもお客さんのそういうことを
全部許容してくれていて。
そういう、
「見ず知らずの他人の人生」を
知らんぷりしながら
でも温かく包み込んでくれるような場所が
人生には必要だと思うし、
昔はそれが至る所にあった気がするのだ。
そんな、「人生の休憩所・一時待避所」
みたいな役割を持っているカフェや飲食店に
異常に惹かれてしまうというのは、
今はsnsで写真映えするような
「アトラクション」的なカフェが増えていて、
そういうお店が少なくなってきているが故に
尚更すごくよく分かる。
そういえば、私の初のnoteの記事でも
似たようなことを書いた記憶が。
カフェや喫茶店などの飲食店には
人生の「隙間」のような要素を含んでいて欲しい。
ばななさんのこの文章にすごく共感したので、
このnoteに記録として残しておきます。
・新しいカメラを二つ手に入れた!
とある事情により、最近新しく
カメラを二つも手に入れてしまった。
うれぴい。
というのも私が最近、
実家で一眼レフを見つけ出したことにより
一眼で写真を撮ることにハマっている、
と周囲に言いふらし出したことから
全ては始まったのだった。笑
というわけで、まず一つ目はこちら。
RICOH / Myport 330 Super
こちらはRICOHのフィルムカメラ。
1995年発売のカメラということもあって
見た目がレトロでめちゃくちゃ可愛い。
フィルムカメラなので
どんな写真が撮れたかは現像してみないと
分からないという楽しみもある。
このカメラは、
私がカメラにハマってますと公言したことで、
「一眼もいいけどフィルムカメラも楽しいよ!
もう使ってないからあげるよ!」
とタダで知人から頂いたのだった。
ついこないだ頂いたばっかりなので
まだ撮ってみたことはないけど、
これで写真を撮ることが最近の楽しみの一つ。
味のある写真が撮れそう!
で、二つ目がこちら。
RICOH / GR III
RICOHのGRⅢというデジタルカメラ。
こちらも私が一眼にハマっていると言ったことで
知人から安く譲ってもらったもの。
デジカメなんだけど結構いいやつだよ。
いる?と打診されて、
このカメラに対するプレゼンを色々受けた結果、
いいなあ!となって
譲ってもらうことにしたのだった。
そういえば、今回譲ってもらったカメラ
どっちもRICOHだな。
カメラ好きの界隈では
RICOHってわりとメジャーなのだろうか?
先ほどのフィルムカメラは中古というか、
知人のお古をいただいたのだけど、
こちらのGRⅢは知人だからという理由で
完全なる新品を定価よりもだいぶ安い値段で
譲っていただいた。ありがたい。
このカメラはデジタルカメラで
一眼レフとはまた違うんだけど、
一眼と見間違うほどの画質の綺麗さが特徴で、
人気のモデルなので今は入手困難なんだとか。
そんな未使用の良いカメラを
譲ってもらっていいのか?と思ったけど、
その方はかなりのカメラ好きで
このGRⅢを手に入れた後すぐに
別の新しいカメラを手に入れてしまったので
結局GRⅢは箱から出してすらいなかったらしく、
全然いいよ〜!使うなら安く売るよ〜!と
あっさり譲ってくれたのだった。
そんなことある??笑
でも、こういうコンパクトなカメラも
すごくいいなあと思っていたところだったので、
このお話をいただいた時に速攻で
売ってください!!!とお返事したのだった。
このカメラ、
市場では今すごく高値で出回っているみたいで、
中古でも定価以上で出回っていることもあるそう。
そんなカメラを新品で、
しかも定価よりかなり安い値段で
手に入れることができたのは
ものすごくラッキーだったなと実感した。
というのも、
めちゃくちゃに画質がいいのだ、本当に。
正直一眼レフでもないし、
デジカメなんてたかが知れてるんじゃない?
と思っていた私がバカだった。笑
このコンパクトさ・この手軽さで、
この画質が手に入るというのは
高値で出回っているというのも確かに納得だ。
一眼を持ってお出かけするのも
すごく楽しいのだけど、
このカメラは気負わずに楽に構えられるし
しかもめちゃくちゃコンパクトで軽いので、
街中をブラブラお散歩するときに
ふとした瞬間をおさめるのに使いたい。
ということで、最近GRⅢで撮影した写真を
ちょこっと載せてみよう。
最後くるまやについて
熱く語ってしまいましたが笑、
以上、最近新しくカメラを手に入れた話でした。
GRⅢ、めっちゃ良いで〜す!!!