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カレーと買い物三昧な一日



8月8日、木曜日。

仕事が早く終わったので
いつものおひとりさまカフェへ寄って、
アイスカフェラテで一息つく。


このお店は
雑誌の編集部だった方々が経営していて、
そのためか国内外の色んなところと
繋がりがあるようで、
日本各地の伝統的な古い食器や
いろんな国の小物などがたくさん置いてある。

で、この日私は
そのうちの一つに吸い寄せられた。

月と太陽のオブジェ。

🌛🌞
横から見ると分厚いのです
ケースまで素敵


何故だかわからないけれど、目に入った瞬間から
このオブジェに心底惹かれてしまって、
手にとってすぐに購入を決めた。

これぞまさに一目惚れである。


なんだろうなあ、
うまく言葉にできないけれどすごく素敵だ。

無条件で私はこの作品を好きだな、と思った。


先約の方もいなかったようで、
無事に購入できた。

こんなに素敵なオブジェが
誰にも見つからずに私の手に渡ってくるなんて
なんてラッキーなのだろうと思った。

これは玄関に飾りたい。


何故だろう、これは絶対に玄関だ。


8月9日金曜日。


日勤の代休でお休みの日。


実は木曜日の朝から犬の体調が芳しくなくて、
この日私がちょうど休みだったので
午前中は一緒にいて様子を見ようと決めていた。

いつもは朝必ず顔を舐めて起こしにくるのに
木曜日はそれがなく、ただじっと座っていたので
絶対にどこかおかしいなとは思っていた。

で、結局夜中になっても
ずっとそんな調子だったから
いよいよ心配になってきて、
朝になっても様子が変わらなかったら
病院に連れて行こう、と思っていたのだった。


でも、朝起きてみたら
普段通りに戻っていて一安心。


木曜日の夜はあまりに心配しすぎて
犬が物音ひとつ立てる度に飛び起きたし、

なぜか犬が車を運転している夢(?)を見て
その犬の運転する暴走車がなかなか止まってくれず
私が必死の形相でそれを追いかけるという
めちゃくちゃ嫌な夢を見て、
泣きながら夜中に飛び起きたりした。


あまりに犬に左右されすぎだ、人生が。笑


そんなこんなで
あんまりよく寝れていない気がしたけれど、
朝起きたときに犬が元気だったから
全てがオッケーになった。


よかった。

とにかくあなたには、
元気で幸せに暮らしていてほしいんだよ。


なんの痛みも苦しみもなく、
ずっと楽しいな、幸せだなという感情だけを持って
生きていてほしいわけ。

だから具合が悪かったらすぐに言ってほしいのに、
犬は喋れないうえに、あろうことか
具合が悪いことを隠そうとするからなあ。


だからとにかく、ちょっとでも普段と何か違ったら
すぐに病院へ。これが私のモットーだ。

私の布団を占領していいから、
長生きしてくれ


お昼ご飯はカレーを食べたくて、
いままで私がスパイス断ちをしていた為に
行けていなかったお店へ行くことに。

久々に伺う大好きなお店。


一人で行ったことはなかったのだけど、
新しく駐車場ができたので行けるかも!と思って
思い切って行ってみたら行けた。


私は車の運転が本当に得意じゃないので、
慣れていない道って基本的には走れない、
と思ってしまいがち。

だけど、これからは一人でも行ける!と
自信がついた。


このお店は今年のフジロックに出店していて、
そのカレーがそれはそれは美味しそうで
ずっといいな〜〜!!!と思っていたのだけど、
私はフジロックのチケットを持っていなかったのと
最近までスパイス断ちをしていたので
諦めていたのだった。

でも、それと同じメニューを
今週お店でも出してくれるという情報を得て、
絶対に行きたいと思っていた。


いつも通り大盛りで頼んだ念願のカレーは
案の定めちゃくちゃに美味しかった。

美しい!お皿も進化してた!


カレーの美味しさもさることながら、
お店のお姉さんと久々に会えたことも嬉しかった。


いつも私のめちゃくちゃどうでもいい話を
うんうんと聞いてくれるので、
なんでも話したくなってしまう。

ほんとにいつもありがとうございます😂❤️‍🔥

そうそう、このお姉さんは本を出版されていて、
私はどうしてもお姉さんから直接買いたかったので
その機会をうかがっていたのだけど、
久しぶりにお店に伺った今日
ようやくその本を買えたのも嬉しかった。


サインまでしてもらって、
お腹も満たされて、上機嫌で車まで戻る。


この後、夕方から仕事の電話番だった私は
とりあえず病院へピッチを取りに行く。


操作室に入ると、
私がこんなに楽しく過ごしている中
みんながいつも通り真面目に働いていて、
そのことをものすごく不思議に感じた。

私だって普段は毎日ここにいるのに、
休みの日にここに来ると
全然知らないところに来たかのような
感覚に陥るのは何故だろう。


眩しすぎる太陽と茹だるような暑さから逃れて、
楽しいイベントがたくさんの街中から
キンキンに冷えたいつものこの操作室に来ると、
ここで働くことが全てだと思い込んで
日々真面目に働いている自分たちに対して、
ものすごく狭苦しい気持ちを感じざるを得なかった。


世界は広い。

平日はこの操作室が私たちの世界の全てだけれど、
今街ではお祭り期間の真っ最中で、
真夏のワイワイした熱気に満ち溢れている。


この検査室から出てしまえば、
またそこからは別の世界が広がっている。

でも、目の前にいる患者と真剣に向き合って
必死に働いていると、
そのことに中々気がつけないのだ。


ずっと日の当たらない地下の操作室にこもって
一日中延々と検査を進めるのが私たちの仕事。


休みの日にこうやって
外と中を行き来したことで、
私たちは良くも悪くもかなり
「閉鎖的」に仕事をしているんだな、
ということを自覚する良いきっかけとなった。


いや、全然悪い意味とかではなくてね。笑

我々の仕事というのは勿論、
医療機関では絶対に必要な仕事なのだから、
誰かがやらなければ人が死んでしまう。

でもそういう、責任感というのかなあ、
「誰かを救うために自分がしっかりしなければ、
毎日必ずちゃんと起きて仕事に向かわなければ」
という思いが元々強い我々だからこそ、
たまには外から俯瞰してみて
気楽に考えることも大事なのではないか、
と思ったのだ。

こんなに真面目に働いているのだから、
もう仕事なんかできない、もう無理だ、
という状態になることだってこれから先あるだろう。

でも、
この日「外」の立場から自分の職場を見て、
もしそうなったとしてもまあどうにでもなるなと、
良い意味でそんなふうに
楽観的に捉えられるようになった気がする。

人は一人では生きていけないが、
逆に言えば人間が一人で出来ることなんか
限られているのだ。

誰かが欠けたとしても、
他の誰かがそれを埋めてくれる。


それは自分が無能とか、
自分じゃなくても代わりはいるとか、
そういう寂しいことが言いたいのではなく、
それが世の常で、それが当たり前なのだ。


仕事でも私生活でもなんでも、
そうやって助け合って生きていくのが
人間としての正しい生き方なのだと。

そして閉鎖空間にずっといると、
そういう大事なことを忘れがちになるよな、
ということを思ったのだった。


操作室にピッチを取りにきただけのはずなのに、
何故か一瞬でこんなことを考えていた。


暑さで脳がやられたのかもしれない。笑


みんなからは、
「わざわざピッチ取りにくるためだけに来たの、
お疲れさん」と言われる。


私は、いやみんなの方がよっぽどお疲れさんだよ、
私なんか今遊んでるだけなんだから、
と思ったが。笑


今日も検査は忙しそう。

みんなこれから夕方まで働くなんて
信じらんな〜い!と「外」から見て思ったが、
これが「中」にいるときには全然普通のことで、
いくらでも耐えられるのだから不思議だ。


やっぱり仕事モードとプライベートモードって
あると思うんだよな。笑


私はここがきっちりと分かれていた方が
自分に合っている気がする。


今日の私は、これから思う存分遊ぶのだ。


というわけで、無事にピッチを手に入れた私は
こないだゆっくり見れなかったZARAへ向かう。

この前物色していて気になっていた服を
手早くホイホイとかき集めて、
流れるように試着室へ。

今期のZARAは本当にアツい。

私は今、一昔前のギャルみたいな格好、
もしくはTWICEみたいな格好が
したくてしたくてたまらないのだけど、
それを叶えるのはZARA!君しかいない!
となって、この日再びここに来たのだった。笑
(一週間前にも来てる)

でもほんとに、ZARAってそういう系統の服が
たくさんあってめちゃくちゃ好きだ。

購入品①
購入品②
購入品③
この小学生みたいなTシャツ
一周まわって可愛すぎた
これもめっちゃ可愛かったけど
ギリギリでやめた、でも軽率に欲しい
これも可愛かったが
ギャル味がないのと短すぎるのでボツ


あーー、本当に可愛かった。

あれもこれも、とポイポイカゴに入れていたら
あっという間に結構な金額になって笑った。

でも、ワクワクを金で買えるのなら
そりゃあ買った方がいいだろう。

私はそういう考え方だ。笑


てなわけで、大満足でこの街を後にして、
家に帰ってからサインしてもらった本を
さっそく読み始める。

🧡


私はミステリーか純文学、もしくは
吉本ばななさんの本しか読めないのだけれど笑、
全然それでもいいじゃん!と
全肯定してくれてるような、優しい本だった。

私は本当に本が読めないので、
読書家でたくさんの本を読んでいるお姉さんを
心の底から尊敬した。

読書家が高じて本を出版するって、
人生でなかなかないことだもんなあ。

私の場合は、
読みたいと思える本が、ジャンルが、
もう絞られているんだよね。自分の中で。

それ以外に手を出そう!という気持ちが
大人になった今あんまりなくて、
それって日々せかせかと仕事をしている
社会人だからなのかもしれないな、
と思ったりした。

中高生の頃は、
今度はあれもこれも読んでみよう!という
読書に対する「気力」みたいなものが
まだあった気がするんだけれど、それこそ
「何故働いていると本が読めなくなるのか」
じゃないけれど、働き始めてからは
本当に本が読めなくなった気がする。

本が欲しい、という気持ちはあるから
買うことはたまにあるんだけれど、
実際に読むまでにはかなり高い壁がある。

読み始めてスラスラと読めなければ
途中でポイっと投げ出してしまうことも。

そこに気力と体力を使っている暇がない、
という感じだろうか。


でもこの本ではそういうことも
否定せずにいてくれるのだ。

私の場合、
ミステリーと吉本ばななさんだけは
読むための気力がいらないし、
読み進めなければ、というストレスもない。
(面白すぎて勝手に読み進めてしまうので)

これは学生の頃からずっとそうで、
まあこのことが「分かっている」というだけでも
良いのかもしれないな、と改めて考えたりした。

こんな私でもとっても楽しく読めました。
すごく面白かったです!!!🧡
(to こずさん🧡笑)

涼しくなってから
元気になった犬とお散歩へ。

昨日とは打って変わって元気になっていて、
もしやあれは散歩に行けていなかった
ストレスだったのでは…と思ったほどだった。笑

元気になってよかった!


30分くらい歩いたら
10箇所くらい蚊に刺されて辛かった。

夏の夕方に外に出るって危険だね。笑

でも、久々に犬と森の中を散歩して楽しかった。


帰ってきてからはカレーを作る。

昼もカレー、夜もカレー。笑

とはいえ私はカレーが大好きだから、
何の問題もない。


家カレーも美味しかったな。

シーフードカリー🦐✨


というわけで、今日一日の出来事でした。


ひとりで遊ぶの本当に気ままで楽しい。
またこういう一日が欲しいな。

おわり。✨


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