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最初と最後、どっちを選ぶ?「順序と意思決定」の関係性
人材系の仕事をしていて思うこと・感じること。
自分の肌感覚ですが、内定先が複数あった場合、後から内定をもらった方を承諾するケースの方が多く感じるのが不思議だなと思いました。
比較・検討してより良い方を選んでいるのだと思いますが、はたしてこれは偶然なのか?
昨日に引き続き、今日も「選択」に関する心理・法則について扱っていきます。
昨日の記事はこちら↓
初頭効果
人間は順番に並んでいる選択肢を与えられると、(最初の選択肢が一番良いとは限らない時でも)一番最初のものを選ぶ傾向にある
というもの。
会社の同僚も「前職のサービス業も、最初に見たものを選ぶ人は多かった」と言っていたので、信憑性がありそうです。
親近効果
初頭効果と対になるのが親近効果。
最後に提示された情報のほうが印象に残りやすいという心理効果のことです。
親近効果と初頭効果の使い分けはざっくり下記のイメージらしく、興味深いなと思いました。
・相手の関心度合い:相手が自分に興味関心を持っている場合は親近効果、関係値をそこまで深く築けていない場合は初頭効果を意識
・相手の認知的複雑性:物事を多角的に見られる・複雑なものを複雑なまま捉えるのが苦手な人には親近効果を使い、最もアピールしたい内容は最後に持ってくる。(話し振りは簡潔に)
ゴルディロックス効果
人間は、選択肢が3つのときに、無意識に真ん中を選んでしまう心理現象
のことです。
ポテトのサイズ(S・M・L)があったら「ちょうど良さそう」なMを選ぶという事例は納得しました。
まとめ
人がどの順番でものを選んだり決断したりするかは、正直その時々の状況にによるのだと感じました。
その中でも法則・心理を理解して、
・人がアクションを取った時に「この法則と関連してるな」と分析する
・「親近効果を利用して、こう顧客にアプローチしてみよう」と、順序に関する法則を人とのコミュニケーション・関わりで活用する
ことが大事なのかもしれませんね。
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