朗読コンテストを日々の朗読ライフに取り入れてみる、ススメ
元々読書好きでしたが
声に出して読む楽しさに目覚めて朗読を始めました。
そんな中で
「朗読コンテスト」なるものに出合いました。
この朗読コンテストにエントリーして本選出場を目指してしのぎを削る・・・のは良いんですけど
本選出場できる人は一握り。
闘い方を心得て、しょっちゅう出場してくる「常連さん」をはねのけて
本選出場の切符だけにこだわるとなかなか辛いものがあります。
去年まで「辛い思いをしていた」ひとりです。
でも、「朗読コンテスト」を主催している方の意図はそれだけでしょうか?
朗読の楽しさを世に広めたい!
という思いが先ではないでしょうか?
例えば
11月1日を古典の日に制定し毎年コンテストを行っている
「古典の日朗読コンテスト」
実は私、3回目の挑戦をしましたけどね・・・
連絡ないなぁ 今年もダメかも
と、結果については諦めの境地が漂っていますが
こういう機会でもなければ
「古典を声に出して読む」ことは一生なかったと思うのでとても感謝しています。
「古典の日朗読コンテスト」の2023年のテーマは
「日記文学」。
土佐日記
蜻蛉日記
紫式部日記
更級日記
からの抜粋部分が朗読課題でした。
このテーマの選定も
抜粋する指定箇所も
ちゃんとした意図を感じます。
来年2024年NHK大河ドラマは
「光る君へ」
紫式部が主人公。
紫式部日記に登場する人物達が大河ドラマの主要キャラです。
平安時代のドラマは少なく、馴染みのない歴史上の人物もたくさん登場。
「古典の日朗読コンテスト」に実際にエントリーしていなかったら
ここまで来年の大河を楽しみにすることはなかった。
今回、「蜻蛉日記」に取り組みました。
私はYoutubeに朗読作品をあげているので、
取り組んだ作品の全文朗読していますが
古典を全文を朗読するのは、私の力量では至難のワザ。
そんな中「蜻蛉日記」を題材にした小説が存在することを知りました。
堀辰雄が書いた「かげろうの日記」を朗読してYouTubeに残しました。
「かげろうの日記」再生リストです。聴いていただければ嬉しいです。
↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PLhnf6vXf1Jv6ZEcDzfCxxnkODZ8yxOES0
中編小説だったので、コンテストよりも注力してしまいましたが
2023年の朗読ライフに彩りを与えてくれた
古典。
「朗読コンテスト」出場だけにこだわったら、撤退した方が良いのかもしれませんが
私の残りの人生をより深めてもらっているので引き続き、挑戦していきたいと思っています。
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