仕事の定義。趣味と仕事の境界線。
2020年の雑誌クロワッサンの中で、印象に残った記事があった。
仕事の定義。
一部抜粋↓
私は「あなたの仕事は何ですか」と聞かれ、なんと答えるべきかずっと悩んできた。
中略
お金にならないのなら、仕事も趣味も一緒じゃないか、何が違うんだろう、と自問自答。ある日、ラジオで若い歌手が「仕事にしてしまうと必ず締め切りがある。これは趣味として締め切りを設けず楽しみたい」と話していた。その時、私にとっての仕事とは何なのかがやっとわかった。
仕事とはお金を生むことでも、世の中の役に立つことでもない。締め切りがあることが仕事なのだ。締め切りがあるということは、どこかにバトンを渡す相手がいるということで、それこそ私にとって仕事と言えるものなのだと確信した。あくまで「締め切りがあること=仕事」というのは私の個人的な定義だけれど、この定義に行き着いて、とてもスッキリした。
現代美術家の束芋(たばいも)さんが書いたもの。
https://www.projectdesign.jp/201806/pioneer/005003.php
美術にめちゃくちゃ疎い私は、その名前も作品も初めましてだったけど、写真を見てキレイだな、美しいなって感じずにはいられない、佇まいと作品。
束芋さんが言ってるように、仕事の定義は人それぞれ。
お金を得ることが仕事だと思ってたけど、それだけじゃないみたい。
仕事と趣味の境界線。
わたしが思い浮かんだのは、関わる責任。趣味なら自分の中で完結させることもできるけど、仕事となるとそうはいかない。必ず誰かと関わる。
締め切りっていうと、なんだか胃のあたりがキューってなりそうだけど、バトンを渡すって言えば、なんだかワクワクしちゃう。
ものはいいよう、だね。
カーテンの隙間からの朝日。
その上を歩く娘。一筋の境界線。
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