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心地よい場所から離れ、成長することを選んだあなたへ

今回お届けするのは、今いる心地よい場所から離れて、成長することを選んだあなたに贈る「応援アドバイス」です。

1.とどまるか、それとも出るか

あなたが「心地よい場所にいる」とすれば、2つ選択肢があります。ひとつは、現状にとどまること。もう一つは成長するために、あえて心地よい場所を出ること。

どちらが正解かは分かりません。これは、正解のない問いなのです。

鬼滅の刃の無限列車編では、登場人物が敵によって夢の世界に入ってしまいます。心地よい夢の世界。その世界にずっといるか、そこからあえて出て現実に戻るか。

登場人物は、現実に戻りました。あなたも成長するために、あえて心地よい世界から出ると決めたのでしょう。

2.心地よい世界の外側

さて、心地よい世界から出る決心をしたあなたが行く世界は、もちろん居心地のよくない世界です。その世界には、以下の記事によると2種類あります。(以下の記事もぜひ、ご覧ください!)

ひとつは、心地よい世界の外側にある「ラーニングゾーン」で、居心地は良くないけど、新しいことを学びワクワクしている状態。もうひとつは、「パニックゾーン」で何が何だか分からずただただストレスな状態。

成長するには、心地よい世界を一歩踏み出した「ラーニングゾーン」がよいとされています。そこで、大事なのが「小さな一歩」です。

3.自分の可能性を探る

自分の能力の可能性を探るためには、新しいことにチャレンジすることが必要になります。ジェリー・ミンチントンの著書「自分の価値に気づくヒント」に分かりやすいたとえがあります。

それは、ピアノのけん盤です。例えば、ピアノに88のけん盤があるすると、その中の少しのけん盤で弾こうとすると退屈なメロディにしかならない。可能性を探ると言うのは、普段使わないけん盤を使うことなのです。

絵具で例えると、すぐなくなる色と全然使わず、ほぼ新品のまま残っている色があります。その使っていない色を使って見ることなのです。少し勇気が要りますね。

4.「小さな習慣」「スモール・チェンジ」

新しいことを始めるのに、いきなりピアノのけん盤を端から端まで使うのではなく、使える幅を少しずつ増やしてみる。絵具で言うと、一色だけ普段使わない色を使って見る。

そのような「小さな一歩」を踏み出すことについて書いてあるのが、スティーブン・ガイズ著の「小さな習慣」です。

小さな習慣とは、

新たな習慣にしたいと思っている行動を、もっともっと小さい形にしたもの(P34)

です。ポイントは、

小さな習慣の基本は、こんなに簡単でいいの?と思うくらいの課題を自分に与え、それをほんのわずかな意志の力を使って実行するというものです。(P35)

腕立て伏せも毎日1回ならできるような気がしますね。脳はゆっくりとした変化を好むようです。

さらにスーザン&ラリー・ターケル著の「『自分の壁』を破るいちばん簡単な方法」にも同様のことが書いてあります。

自分の壁を破るのは「スモール・チェンジ」という習慣。習慣を一つだけ変え、継続する。それによって、

多くの場合、変えたことによる効果はゆっくりゆっくり蓄積し、後になってから、突然大きく花開く。将来手に入る素晴らしい成果を楽しみに、目の前の小さな改善にいそしもう。(P29)

ということです。

5.まとめ

心地よい世界をあえて出ようと思ったあなたへの「応援アドバイス」は、小さな一歩を踏み出すことでした。

小さな一歩を踏み出そうとするあなたへ。おめでとうございます!あなたには、成長が約束されています。脳に気づかれないくらいの小さな一歩をそっと踏み出しましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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ココロカガヤキ研究所
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