【書評】キリンを作った男 〜マーケティングの天才・前田仁の生涯〜
実家は、昔からキリン派だった
それもラガー派だ
この本の表現を使うと
根っからの”ラ党”であった
そんな両親、そして私も当時感じていた
なんでラガーの味を変えちゃったの?
という疑問
キリンの社内でも色々な論争はあったようだ
そのほかにも
キリン社内の話だけでなく
アサヒ・サントリーなど
ライバル社のことにも触れられている書籍
ビール好きの方は、ビールという観点から
楽しめるのではないだろうか
実際に、私はこの観点から楽しめた
また、マーケティングという観点からは
一番搾りだけでなく、ハートランドの展開
ビール以外の氷結、淡麗などの商品開発や
販売に関わってきた前田仁さんという方の
思いの強さを感じられると思う
非常に面白く読み進めることができた
ビール党の方にもお酒好きの方にも
マーケターの方にも
オススメしたい一冊